東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『渋谷川沿いの風景』

副都心線の渋谷駅で降りて、渋谷川沿いを歩く。整備された川沿いは歩くのも楽しい。渋谷ストリームという建物を通り過ぎて、さらに歩くと渋谷ブリッジという建物があり、海外観光客の方が宿泊するホテルがある。その隣にカフェがあり、そこでコーヒーを飲みながら仕事をする。知り合いに教えてもらったchaiという女性のバンドがカッコいい。そのバンドの曲を聴きつつ仕事。メールを打つ。

あいちトリエンナーレ2019に対する文化庁補助金不交付の件は、嫌な気分になるばかりか、とても大きな問題だと思う。文化庁は理由をあげているが、なんにせよ、それで後から交付しないという決定は、意にそぐわない内容のものを行った団体には補助金を出さないと後から決めれることを意味するわけで、それは芸術の本来持つべき価値を損なうことにつながると思う。「だったら自腹でやればいい」という意見もあるだろうが、当然そういうことを自分の責任のもと、お金を払ってやる人たちはいる。今回は補助金がでることが前提で予算が組まれ、大きなアート展として成り立っていた。問題は、後から覆すことだ。特に今回は、何か法的に違法だったわけでもない。不交付が取り下げられることを願うばかり。

夜になって、再び仕事で渋谷方面へ。駅前の、渋谷川沿いに提灯が綺麗に配置されているところがある。提灯にはNeo shibuyaと文字がある。確かにこの地域の再開発はだいぶやっている。風景が日々変わっている。飲み会みたいなのがあったのか、店の軒先で楽しそうにはしゃぐ集団や、観光だろうどこかの国の人たちがベンチに座って楽しそうに雑談をしている。そんな道を通りつつ。渋谷駅から帰宅。そういうのも楽しい。