東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ダークナイト再見』

24日(木)。そろそろ寒くなってきたので、冬物を出そうと思い、服を入れておいたボックスからセーターを出す。と、1着、昨年買ったばかりのタートルネックがボロボロになっている。そのボックスに、以前、一時的に、開封した後の猫餌をいれていたことがあった。腹をすかせた猫がそのボックスを器用に開けることがしばしばあったが、まぁ、大きな問題はなかろうと放置していたのが悪かった。

猫、ボックスアケテ、セーターニ、ジャレテ、アソブ。穴アク、セーター、ボロボロ。

片言になるほどショック。しかもよりにもよって、そこそこお気に入りだったセーターだった。まぁ、自分が悪いのでどうしようもない。とりあえず、冬物をだして、寒くなってきたときの準備。

諸々仕事を終えて、夜。久しぶりに歯医者へ行く。本来なら治療をしなければならない歯があり、それをなんやかんや放置していた。治療せねばなるまい、と決意を固め、数年ぶりに歯医者へ。診察カードを診た受付の方が「ずいぶんいらっしゃらなかったですね」とさらりと言ってくる。そういうさらりとしたプレッシャーをできうる限りの気持ちでスルーし、診察へ。久しぶりということでレントゲンを撮られたり、当たり前だけど、歯をチェックされていろいろ言われる。それから治療すべき歯を少し削るとのことで、麻酔を打たれる。終わった後、家に帰るまで麻酔が切れず、顔の口元を中心とした1/4くらいが微妙な無感覚状態に。次回の予約をいれて帰路へ。まぁ、これからしばらく、治療の日々が続く。

25日(金)。日中、雨が強く寒く仕方がない。朝から雨が強かったので長靴を履いてでかけた。が、夕方以降は雨が止むという次第。雨が降らないときの長靴ほど歩きづらいだけのものはない。帰宅してから録画していた「ゴリパラ見聞録」やら「いろはに千鳥」を観る。バラエティはローカル局のばかりを観てる。それと、録画していた「サ道」。それを見てるとサウナに行きたくて仕方が無くなる。

26日(土)。仕事はありつつも、午後からだったので掃除をしてからでかける。雨上がりで気持ち良かった。夜、なんとなく『JOKER』の影響で、『ダークナイト』を再見。ノーランの画作りは重厚。で、改めて『ダークナイト』は物語の展開もハード。劇場で初めてみたときもそのストーリー展開がズシリときた。その分、映画のクライマックスともいえる爆弾の時限装置の件は、観ていて本当にグッとくる。ヒース・レジャーが演じるジョーカーは、劇中で語られるように、金銭目的や何かのトップになりたいなどの欲望から動くというようなわけではないし、なぜ悪に染まったのかもはっきりとわからない。本人が語るエピソードも時によって代わり、彼にとって出自はとりたてて問題にはなってない。だからこそ、純粋に徹底的に悪であるような存在で、だからこそ、その存在がとてつもなく怖い。どちらかというと『JOKER』はその誕生までの物語で、主人公はあくまでもアーサーという一人の人間だし、彼を演じたホアキン・フェニックスが様々な人や出来事と直面することでジョーカーへなるという理由が描かれる。そこにどんなものであれ感情移入をすることができるが、ヒース・レジャーのジョーカーは何も理由も描かれない徹底した悪で、それなのに驚異的に引き付けられる。その魅力(と言葉にするとそれはそれで厄介なのだけど)はなんなのだろうと思う。

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