東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『肌寒く、雨も降る日々』

昨日、今日は雨が降って肌寒いくらいだった。まぁ、少し暑いぐらいかもしれないと思いつつ、トレーナーを着てでかけたら、それでも肌寒いくらいの気温。なにせ職場は換気のために窓を開けているので、風が入ってくる。それにしてもこの時期にトレーナーを着ることになるとは。体調がおかしくなる。

とあることで嫁と喧嘩。うーん。まぁ、うーん、あまりこういうところに書くことでもないので、割愛しつつ、うーんとひたすら考える。

仕事の流れで、新宿の喫茶『西武』に久しぶりに行く。空いていた。いつもは人も多いのに。そして、もう一つ違和感があった。『西武』は建物の2階と3階にあり、2階は喫煙、3階は禁煙だった。3階が閉まっていたので、2階の席に誘導されたのだけど、2階が煙草臭くない。人が少ないからなのかと思っていたら、壁に4月1日から全面禁煙のお知らせを告げる紙が貼ってある。そんな時代か。個人的には嫌煙家ではないので分煙されていればいいのだけど、よもや『西武』にまで禁煙の波がきていたとは。

それにしても、冗談みたいな出来事が起きてるなぁ、日本。TVで放送していたけど、かつて世界を襲ったウイルスで名高いスペイン風邪は完全収束まで2年かかったという。もちろん2年、年がら年中風邪が流行っていたわけではなく、ピークがあり、落ち着き、第二波がきて、ということを繰り返し、落ち着くまで2年かかった、ということだけど、とするならばコロナもまたそのくらいかかる可能性も見据えなければならないかもしれない。かつてに比べたら諸々が進歩してるわけだからもっと早く落ち着くだろうという見解もあろうが、そんな進歩した時代に、マスクが一世帯に2つ配られるというこれでもかというほどアナログな施策に、アホみたいな莫大な予算が投じられ、己の理由で定年を延長させた人物が賭け麻雀をやっていたという疑いがあり、そやつが辞職を申し出たら、訓戒処分という劇的に甘い処分をし、辞職を受理する方針らしが、それですんなり辞職を受け入れるなら、なぜそんなにすんなり辞めさせてもいい奴を、是が非でも辞めさせないための法案を通そうとしたのか。すべてが冗談みたいな出来事が数日間で起きすぎて、なんだか、もうどうなっているのだろうなぁと思う。

もう粛々とみているしかない。そして、今までも行っていたが、どんなに忙しかろうが投票はしようと改めて思う。僕は政治などはできないが、強い志で政治の世界へ行こうとする方々を心から応援したい。そういう人をきちんと投票で選びたい。娘がいる以上、娘が生きている間、そしてその子供ができるならその子供が暮らす時代くらいまで、せめて自分の手に届く範囲の人たちと、手に届かなくても想像できる範囲くらいの人が、きちんと個人の生活を過ごしつつ、円満な暮らしができるような環境を守ることはしたい。

これまたテレビで見たのだけど、ご存命の方の中で、まだ徳川慶喜さんを実際に目撃したことがある人もいらっしゃるという。ちょんまげをした人たちが間近に暮らす姿を目撃した人たちもまだいらっしゃるという。僕は100歳までは生きられないだろうが、それに近い御爺さんになっているころに、今の時代を振り返り、『劇的に間抜けな世代が、だらしない政治を受け入れて、何もしなかった』と言われるのだけは、なんだか情けない。そんなことを思いつつ、雨が降り、肌寒い一日を仕事をしたりしている。

そして、紫陽花が綺麗な季節が近づいている。