東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『久しぶりの新宿御苑』

ここ数日の寒くない感じが、心地いい。やはり暖かいに越したことはない。とはいいながらじわじわと布団から出ることは億劫になってきている。

 

朝、少しだけ早く起きて運転をする。その後、仕事が終わってから、事務所に向かって車を走らせる途中、外苑前の銀杏並木を通る。休みの日だから人出も多い。そして、銀杏並木はまだ完全に黄色くなってないものもあったけれど、青い空に映えてとても綺麗だった。

 

その後、晴れていたので久しぶりに新宿御苑に出かける。敷物を敷いて日の当たる芝生の上に横になる。気持ちが良い。上着を脱いで、本を持って仰向けになる。会田誠さん『げいさい』。途中まで読んでそのままにしていたものを読み進める。学祭の享楽的な雰囲気と、美術大学およびその受験に関する美大関連の閉じた世界の抱えるもの。描かれた時代の空気もあるかもしれない。面白かった。

 

気が付いたら、新宿御苑は驚くほどの人がいて、びっくりした。これまで春先や、夏場など何回か来ていたけど、人の数でいったらダントツでいた。少し風が吹くと寒さも感じたけれど、晴れて気持ちが良かったからかもしれない。

 

夕方になって少し肌寒くなってきた。夜は夜で少し車を使う運転があった。日曜の夜だからかもしれないし、遅い時間だったからかもしれないけれど、驚くほど人は少ない。

 

仕事終わり、車を停めてから外を歩いていても寒さはそこまできつくは感じない。