東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨の月曜』

朝起きると、昨日と違い、雨雲で少し寒い。と、思ったら雨が降っていたらしいし、この後、強い雨になる予報。

まだ雨が降ってなかったので、ギリギリ行けるかなと、傘を持たずに出社。母はここ数日、お腹の調子が悪いということで、ああだこうだと言う。ここ三日くらいのお腹の不調は、生まれてこのかた経験がないという。本当かよと思いつつ、嫁に相談したところ、これでいいんじゃないかなという薬を受け取れたので、それを渡しておく。うーん、久しく暮らしてなかったから気づかなかったというか忘れていたが、母、ここまで心配性だったか。きっと、父は華麗に無視をしていたのだろう。父はそういう性格だった。まぁ、そのあたりは慣れもあるかもしれぬ。

乗り込んだ電車は、空調がついておらず蒸し暑かった。ガタガタと揺られて会社最寄駅へ。駅を出ると雨が強く降り始める。駆け足で職場へ向かいギリギリ、びしょ濡れになるまえに間に合う。換気のため窓を少し開けるので、やけに肌寒い。

いくつか、諸々打ち合わせがあったり、メールの連絡。自分で処理できることはサクサクと対応できるものの、そうできないものはもどかしい。

外は思いの外、強い雨。久しぶりにまとまって降る。と、思いきや、夕方にパタリと止み、一気に雲がなくなる。キラキラと西日が差し込んできて、空の青とオレンジが混ざり合う。風は少し冷たいけど、なんとも心地良い。

その後も、黙々と仕事。20時過ぎにガス欠になり、疲れがでてくる。会社を出て渋谷まで歩く。多少、冷えてる気がするものの、寒いというほどではない。

渋谷から直通の電車に乗る。ガラガラなので楽勝で座れる。本を読み始めると、揺れが心地よくてうつらうつらする。気がつくとだいぶ寝てしまっていたが、まだ最寄駅には着いてなかった。

少し疲れた気がしていたけど、車内で眠ったら元気が出た。家に帰り、筋トレなど。母が起きてきたのでお腹の具合はどうかと聞くと、もう問題ない、とのこと。なんだよ、と思いつつ、まぁ、問題ないならそれに越したことはない。