東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『母は急に思いつき』

朝、起きて実家の冷蔵庫を見ると、母の通所リハビリテーションのスケジュールが貼ってある。それによると今日から通所リハビリを始めるということに。急だな。しかし、そうやって少しずつ動き出すことはいいこと。で、結構、早目に家をでるらしく、「じゃあ、戸締りして仕事に行くので」というと、「心配だから私が鍵をしたいから、先にでてよ」と無茶を言う。で、「早く出るなら兄の家に寄って諸々必要な書類に必要なものを受け取りに行ってよ」とさらに仕事が増える事態に。

思いつくなぁ。

そして思いつきを段どるのはこちらで、急いで仕事へ行く準備をしつつ、兄の家に仕事へ行く前に寄りたい旨も連絡する。まぁ、いずれはやらねばならぬことだから仕方がないのだけど。

緊急事態宣言中の通勤ラッシュがどんなものなのかまだあまりわからないのだけど、実家近くから乗る電車はいつもそこそこ混んでいる。会社に行く人もいれば、通学の学生たちもいる。で、兄の家に寄って諸々もらいつつ、母が今朝から定期的に通所リハビリに通うことも報告。家族間で情報共有をしておかないと、不意に身内が電話をかけてつながらないと、不安で僕に連絡が来るという謎のシステムが形成されているので。まぁ、謎でもないか。実家にいるわけだし。

兄の家に寄ったあと、電車は結構空いていて、ゆるりと出勤。遠く富士山まで見える快晴。富士山は雪がしっかり積もっている。空の青と富士山の白が良い。

諸々仕事。それにしても気持ちのいい一日。夜になって少し風が吹くと肌寒くなってきた。翌朝の仕事もあったので、今日は東京の家へ。何かいるかと嫁に連絡をするとビールを箱買いするようにと指示が。男手がある時は重いものは買いだめしておくがいい。

家に帰り、たまっていたドラマ『俺の家の話』を見つつ、筋トレ。物語として山になりそうな出来事(例えば家政婦さんが詐欺師である)は、例によってさらっと進行の中で描かれて、登場人物の心情などを追っていく。時系列でいえば『いだてん』で明治以降から戦後オリンピックまでを描き、『あまちゃん』で1980年代から東日本大震災までの日本を描き、『俺の家の話』では、まさに現代の令和を描く。宮藤官九郎さんのドラマを追えば、現代史を駆け足で知ることができる。

最近、目がしょぼしょぼするのは、コンタクトが合わないのか、花粉症の予兆かと思っていたけれど、これ、もしかすると老眼の始まりかもしれないと思えてきた。

いろいろ悩ましい歳になってきた。