東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『今になって気づいた桜』

朝、目覚ましで起こされる。深い眠りのタイミングで起こされて頭がボーッとするも、朝から打ち合わせがあったので急がねばならず。父の遺影について祈祷してもらったほうがいいんじゃないかと言う母にはとりあえず、焦る必要はないと言ってみる。果たして納得したかどうか。

少し早歩きで駅へ。汗ばむくらい。うまい具合に直通電車が来たのでそれに乗る。ガタガタ揺られて1時間20分強。揺られるなあ。メールを見たりはするけど、なんとなくそれ以外は手につかない。

打ち合わせなど諸々。個人の考えについてどうのこうの言えることはないし、すでにそれぞれいい歳の大人なので、自分の考えは確固としてあるだろう。誰かが言っていたが、人が何かを相談するとき、すでに自分の中では意見はある程度固まっているという。あながち間違いではないなぁと思うが、ならばディスカッションの場とは。それでもそういう場はあるべきだと思う。いかに自分の思いも伝えるか。

午後から出先。風は少し冷たい。寝違えと言われた背中の痛みはあまり引いてない。が、薬は切れた。病院に行きたいが、行くタイミングが無い。あと、薬を飲んでから痛みは引いたが、お腹の調子が悪い。下品な話だが便秘気味だ。痛みは取れるが、体内が不調になるのはどうなのかと悩ましい。

仕事がスムーズに終わる。一息つきたいところだが、母が風呂に入れてないのだった。なので実家に帰ることに。仕事先から電車に揺られる。乗り換えしつつ、駅に着いたのは21時過ぎ。母の風呂のために通う。2時間近くかけて。道徳的では無い不適切な言葉が漏れそうになる。そうじゃなくても最近、飲み込み切れないよもやまがいろいろあるのに。飲み込むしかない。

家に帰る途中。コンビニに寄る。コンビニから出たら、ふと、普段は気が付かなかったし、歩かない川の方に桜の木があることに気付く。街灯もあまりないのだけど、その暗がりにある桜に花が咲いてきている。高校時代はこの川沿いを歩いていた気がするが、桜なんて気にかけたこともなかった。しっかりした樹だし、当然、この樹はその当時からあったのだろうが、視野の狭かった僕の視界には入ってなかったのだろう。桜は綺麗だった。

家に帰り、母が風呂に入る。その間、僕はテレビを見たり、筋トレしたり。背中の痛みはいつのまにか和らいだので、薬に頼らないでみようかと思う。いつもより早めに眠気が襲ってきて、就寝。