東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『旧市街地から』

実家から出勤。普段通り出勤するにしても、実家から通う場合は起きる時間も早い。電車の中で座って眠れるかと思ったが、驚くほど電車が混んでいた。久しぶりに満員電車だと感じるほど。普段は北千住という拠点駅で乗り換えるのだけど、さらに先にある曳舟という駅でも乗り換えられることに気づき、そこから地下鉄へ。とはいえ、座れないことは変わらない。眠ることさえもままならず、電車に揺られる。

事務作業をしつつ。若い人と話をする場。そこで自分が言葉にすることにもちろん偽りはないし、できる限りきちんと向き合って話すつもりだが、それでも、相手のことを思いつつ、自分の立場を考えつつ、そして、仕事の側面も踏まえつつ、といういろいろなことを考える。果たしてそれが正解なのかわからなくなる。最終的な結論は本人に委ね、少し一息つきたくて、渋谷の宮下公園の屋上へあがってみると、信じがたい人の数。想像はしていたが、これほどとは。つまり20時を過ぎて、行く場所が無い人たちがここへ集まるということ。

さすがに、ちょっと疲れて、その場を去る。やらねばならぬことがあるような気がするが、なんだか手がつかない。

切り替えようと思い、家に帰ってから湯船にお湯をはり、ゆっくり風呂に入る。

実家に置いていた曽我部恵一さんのCD『旧市街地から』先日、久しぶりに買ったCD。今、CDを聴く環境が家に無いと思って聴くのを諦めていたのだけど、よく考えたらDVDデッキで再生できると気づく。それで聴いていると、先日、映画館で聴いた曲が流れてきた。『白い花と冒険』。すてきな曲だった。