東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『緊急事態宣言がでそうな』

ここ1週間ほど、ずっと自分の中で懸念していた案件がひとまず落ち着いて、それで少しホッとする。と、別の件の電話。まだ決まりのものではないけれど、そちらも少しだけ前向きな連絡。そういうものなのか、なんなんだろうこの共時性。とはいえ、まだ油断は禁物。日中は暑いくらいの日。大阪は緊急事態宣言が出そうだ、そして、東京も。そのため、少し一つの打合せが長引く。誰もが初めて直面する事態だ。正解はわからない。

打合せを終えて、急ぎ次の仕事先へ向かう。速足で歩くと汗をかく。そこでの仕事も無事に終了。外に出るともう暗い。で、夜になると風もひやりとするので、その寒暖差に戸惑う。19時40分。そういえば、昼をゆっくり食べてなかったと思い、渋谷でよく行く蕎麦屋さんへ。ラストオーダーが19時45分だったのでギリギリ駆け込む。ごまだれ蕎麦を頼む。ふと気が付けば周りにお客さんがいない。20時閉店。道玄坂を渋谷駅方面へ向かう。人は大勢いる。18時に都知事たちが会見をしている。宣言は出されたが、感染者が増えていることなど、どこ吹くことかというような。

娘が参加する予定だったゴールデンウイークの催しが中止になったことを、娘から聞く。仕方がないことだが、やはり悔しかったという。それはそうだろう。誰のせいでもない。だけど、成長する大事な時期にこういうぶつけどころのない悔しさと向き合わせないとならないのはなんだか、どうしていいのかわからなくなる。

夜。筋トレして、一息。心も少し落ち着き、気晴らしにスカッとする映画でも、と「007 慰みの報酬」を観る。ジェームスボンドは無敵の男だけど、やられる拷問は結構痛い。