東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『彼が連れて行こうとする先は』

朝、目覚めて燃えるゴミを出す。それから仕事へ行く準備。晴れて気持ちが良い。陽がたくさん当たる場所の桜は花が咲き出している。まだ陽がそこまで当たらないところの桜は、芽が出てない。如実に違うのが面白い。

日中は仕事。出来るだけスピーディにいろいろと行うが、そこに次の仕事がやってくる。なかなか終わらず。その後、リモートで打合せ。何か結論に至ることはなかったのだけど、話をすることが大事だと実感。なんやかんやと夜。

少し遅くなり、JRで帰路。遅い時間だけど徐々に人は増えている印象。楽しそうな酔っ払いの人たちがいる。ネットで作家のスベトラーナ・アレクシェービッチさんのインタビュー記事(“団結しなければ、せん滅させられる” ノーベル賞作家の訴え | NHK | WEB特集 | ウクライナ情勢)を読む。ロシアの振る舞いに対して声をあげることの重要さ。

 

彼が私たちを連れて行こうとする先は彼が理解できる場所、つまり過去なのです

 

この言葉が印象に残る。JRの駅から歩く。少し冷えるものの寒さは感じない。0時を過ぎていたけど、なんとなく甘いものが食べたくてバームクーヘンを買ってしまう。甘い食べ物がすーっと入ってくる。マスクをはずして深呼吸。通り沿いに桜が何本もある。芽の出方、様々。静かな夜。もうすぐ春がやってくる。そんな予感がする夜。