東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『桜がたくさん咲いていて』

朝、少し寝坊しつつ、起きだして朝食。それから掃除をして出かける。池袋まで歩く。日曜だから人も多い。南池袋公園の桜が咲いている。眺めたかったけど、時間が無いので諦める。

 

池袋からJR宇都宮線に乗る。仕事で浦和へ。宇都宮線だと池袋から2駅。乗った車両にベビーカーに乗る男の子がいて、車窓の風景を楽しそうに眺めている。「桜めっちゃ咲いてる」と楽しそうに言う。

 

浦和から仕事先まで、検索をすると徒歩45分と出る。当然、通常ならバスなどで移動するのだけど、なんとなく歩いてみるかと思う。平坦な道かと思ったら、意外とアップダウンがある。地名も原山やら、大田窪やら上下を感じさせる地名が多い。歩くのは好きだけど、さすがに汗ばんだ。

 

昨日に引き続き、人を観る。何かを演じる時、ある程度の技術は必要なのはもちろん。で、精神論ではないけれど、若いうちは、気持ちを込めて、みたいなことが必要なのかぁとおもった。それがいきすぎると、演じることを演じてしまうのだけれど、そうではなく、自分が役を演じる。その按配。いろいろと見ながら、話を聞きつつ、そういうことを感じる。

 

休憩時間、少し外を歩く。昼食にラーメンを食べる。ついラー油を多めにかけてしまう。満足して外へ出る。向かいに、大きなショッピングセンターがあり、そこに年配の夫婦が入っていく姿が見えた。まったく父とは似ていないのだけど、なぜか父を思い出した。根っからの九州男児だった父は寡黙で、滅多に母と買い物なども行かないはずなのに、なぜ、その夫婦を見て、父を思い出したのか自分でもよくわからない。偶然だけど、そんな風景をみた後に、兄から、母の現状を報告してくれるLINEが来る。新しい老人保健施設に入った母は、少し食欲も回復してきているとのこと。ホッとする。暖かくなって、元気になってほしい。

 

仕事を終えて、帰路。池袋まであっという間。買い物もあり、池袋から歩いて帰宅。途中、近所の寺の境内に寄り道。桜が満開。雲が出ていて、わりと周りが暗い中で、桜の花が、暗い空の中で、なんだか雪の塊のように見える。綺麗だなぁと感じる。

 

筋トレして、夜ご飯を食べて、少しのんびり。土日とも仕事ではあったけど、そうではあっても有意義な時間だったと思う。