東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『どうやら梅雨に入り』

6日(月)。朝から雨。都内についてはある程度、車で移動する時間の目安はつくようになってきたし、渋滞考慮もできるようになったものの、やはり渋滞は怖い。

日中、不意に強い雨が降ったり、かと思うと、パタッと止んだり。そして、どうやら関東も梅雨入りしたという。もっと前から、梅雨入りしていたような天気だったから特に代わり映えはないものの。

そして、上着を持ってきて正解だった。とても寒い。夜、仕事を終えて、帰る時もかなりひんやりとしていた。

帰宅して、筋トレ。なんとなくランニングはする気になれずお休み。

7日(火)。少しゆっくりの出社だったので、やや寝坊。職場へ。そこで娘が誕生日であることを思い出す。忘れていた。仕事の休憩の際に、ふと思い立ち、買い物へ。自由が丘にポパイカメラというお店があり、そこにトイカメラもちょっと置いてある。ゆっくり店内を観れる時間があればいいのだけど、そんな余裕もなく、可愛いサイズのトイカメラを直観で購入。保証についてや、付属の電池、フィルムを装填してくれるなど、丁寧に対応していただく。この先、スマホを持てば写真など簡単に撮れるだろうけれど、限られた枚数の中で、心惹かれるものにカメラを向けて、それがどういう風に焼きあがるか、楽しく待つという時間も体験してもらえればと思う、が、それは親のエゴか。まぁ、多少でも興味を持ってくれればうれしい。

家に帰り、ギリギリ、眠る前の娘に渡す。喜んではくれていた。娘は明日から1泊2日で千葉へ修学旅行なのだという。夜には星空観測会があるらしい。この時期だから微妙だけど、星が見えてくれればいいが。

それから筋トレ。やや雨も降っていたので、ランニングは休み。いかん、このまま走らなくなってしまうかもしれない。

それから、映画を観る。『まほろ駅前多田便利軒』。物語の後半、主人公多田を演じる瑛太さんが過去について語る場面。椅子に腰かける瑛太さんをミドルくらいのサイズで映しての長回し。主人公の過去がわかる独白。台詞の途中で、抑えながらも興奮してしゃべる多田が言葉を噛むところがあり、少し言い直す。台本に実際そう書いてあるとは考えにくいその台詞回しが、それでも採択されたのは、その独白の持つ凄みがあったからだと思う。実際、普段でも人はそれほど流暢に言葉を話さないし、迷いながら、なんなら言い間違いもある。それが意図したものか、噛んでしまったものなのかは、さておき、その後も、多田として演じ切りとおした凄みが、あのテイクを採択させたのかもしれない。