東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『寒さに負ける雨』

朝、仕事で普段よりも早めに起きて仕事へ行く準備。外は雨。無念。こういう日に限って。予報をみると朝9時くらいには雨は落ち着くらしい。あとあと傘が不要になるなら、尚更、朝の雨が恨めしい。傘をささないでもなんとかなるかなと空を眺めてみるものの、雨脚は強く、さすがに傘を持たないとびしょぬれになるレベル。諦めて傘をさして仕事へ。

と、雨はますます強くなり、いつまでたっても止まない。傘を持ってこなかったらえらいことになっていた。そして気温もまったく上がらず。ズボンの下にヒートテックを履いてきて正解だった。例年、下のヒートテックは年始の初詣までは履かないと決めていたのだけれども、寒さが限界だった。年々寒さに弱くなっている。

仕事諸々。車でやや遠方へ。一日がかり。仕事が終わったのは23時過ぎ。雨はあがって寒さもひと段落。

買い物をして帰宅。なんとなく目が冴えて、深夜0時から映画を観る。片山慎三監督の「さがす」。なんたる嫌な映画なのだろう。誰もが自分の正しさの中でもがいている。自分の中の譲れないものがあるから衝突するし。時間軸が過去にさかのぼることで、関係性が解かれていく脚本もすごいなぁとおもう。ただ、なによりも、劇的なことをさらりと切り取りながら、誇張せずともずしりと響く不快感が、しかし目を離せなくなる。劇薬のような。まだ観れてない「岬の兄妹」も早くチェックせねば。