東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ホームランを打てなかった』

朝、いつも通りに起床。幸い、昨日の大掃除の疲れなどもなく、体調も至って元気。昨年のツテは繰り返さなくて済みそう。

職場に行き、事務作業諸々。と、とある相談ごとをされる。悩ましい事態。なんとか力になりたいと思いつつも、仕方がないこともある。仕事柄、やれる限りの努力がすべて報われるとは限らない。例えば、テスト勉強であれば、やっただけ、結果として成績があがるかもしれないが、誰もが満点を取れるわけではなく、ただ一人の選ばれた者にだけ評価が与えられる世界であり。

「ホームランが打てなかった」と、相談をしてくれた方が言ってくれた言葉の重さは測りしてないものの、そこにかけてあげられる言葉も見つからない。安易な慰みは余計だ。

とはいえ、僕も立ち止まるわけにはいかず、目の前のやらねばならない仕事をする。年末のいくつかの締め切りがあるものを、遂行していく。とりあえず、見通しがついて、ホッとする。

夜。現場仕事が終わり、早稲田近くで仕事が終わったので、そのまま、高田馬場でよく行くカフェで仕事。目の前のテーブルに、学生と思われる女性1人と、スーツ姿の男性2名が向かい合って、なにやら深刻な表情で話し合いをしている。あれは何を話しているのだろう。小一時間そうやって難しい顔で話し合いをしていたが、最後は何やら笑顔で席を立った。

僕も閉店時間に店を出て、歩いて帰宅。少し寒かったので早歩きで帰る。少し身体が温かくなる。年末だと思って気が緩むと、体調を崩しかねない。油断大敵。