東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『不謹慎にも程がある』

朝、7時15分頃起床。本当は今日あたり、少し仕事を休もうと思ったのだけど、何やらいろいろとやらねばならぬことがあり、職場へ。

午前中にいろいろ作業を進めて、午後に一つ重めの仕事。話を聞いてるうちに食い違いが生じることというのはどうしたってあるが、どうにも腑に落ちないことを、追求していくと結果、元々の話と異なっていた、つまり嘘をついていた、みたいなことがでてきて、なんというか、悩ましい。嘘がダメというわけではないが、再三、「本当にそれで良いよね?」と念押しした結果、何度も確認したことに関して、「実は、、」みたいになり、そうすると、結局、いろいろなことがふりだしに戻る。

仕事を終えて、帰宅。職場の人に面白かったと教えてもらったドラマ「不謹慎にも程がある」を観る。宮藤官九郎さん脚本、阿部サダヲさん主演のドラマ。まさか阿部サダヲさんが老眼に苦しむ役を演じるようになるとは。宮藤さん得意の80年代と、令和を、混ぜながら展開される物語。なぜなんだと思うミュージカルシーンも、それはそれ。ロケ的に、昭和を切り取れる場所として、荒川区墨田区が選ばれたのかもしれないけれど、暗に金八先生のパロディなのかなと思ったり。

それにしても「あまちゃん」「いだてん」、そして「俺の家の話」。と、宮藤官九郎さんは、自身の作品の中で、「いだてん」で明治後期から昭和の高度成長期、「あまちゃん」で80年代と2000年代、「俺の家の話」で令和と、作品ごとに日本近代史をまるまる学べる。ちゃんと見てないけれど、「池袋ウエストゲートパーク」は90年代だし、「ゆとりですがなにか」も平成、ゆとり世代を切り取っているし、そういう時代を読み取る視点がものすごいのだなぁと思う。