東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『しとしと雨が降る』

朝、7時半頃、一度目が覚めるけれど、まだなんだか横になっていたくてグズグズする。僕は寝てると、やけに体温があがるのか、結構汗をかいてしまう。10時前、ようやく目覚めて、ご飯を食べて、準備など。

やや、陽が出てるが、夕方から傾くというので、洗濯などはせず。仕事の前に、御苑へ。さすがに、桜の花の満開時期のような混雑は無い。敷物を持ってこなかったので、ベンチに座って『季節のない街』を読む。が、読みながらうつらうつらしてしまう。少し寝ては、読んで、そしてまた寝る、を繰り返す。いつの間にか、向こうの方から、賑やかな音が聞こえてくる。神宮球場から、野球の応援の音。そういう季節か。それでふと、神宮か横浜スタジアムに行きたくなる。ドームじゃない球場に行って、ビールでも飲みながら野球を観たいと思った。

そのあと、少し事務所で作業をするため電車に乗ったら、ヤクルトのユニフォームを着た人が電車に乗っていた。ユニフォームを着て球場まで行く人たちの熱量ってすごいなと思う。

事務作業をしてから仕事の用事で車で下北沢へ。茶沢通りを走る。狭い道路を走るとあっという間に下北沢の駅前に。かつて線路だったスペースでフリーマーケットをやっていた。人も多い。賑やかだけど、都心の街中の感じと違って、穏やかに感じる。良いなぁと思う。下北沢はいつ来ても、新しい店が出来ている。移り変わりが凄いなと思う。駅前もすっかり様変わりしている。そういうもんだろうとは思いつつも。その後、別の仕事で一度、渋谷へ。こちらはこちらで人の数が半端ではない。ただ、やはりちょっと疲れる。

夕方、雨が降り出してくる。再び下北沢に戻り、仕事諸々。終わり際、少し寂しい話を聞く。また、街が変わっていく。それも仕方がないのだろうが、時代と共に、存在していた風景が消えてしまうのは寂しい。雨が降り続く。今日の雨は、ものすごく強く降るわけではなく、しとしとと降る。雨音がどことなく優しく感じられる。こういう雨は嫌いではない。が、ちと寒い。

帰宅して、筋トレしたり、少し掃除をしたり。雨はずっとしとしと降っている。