東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

本番はすぐそこ

慌しい日々が続いてしまっている。とりあえず昨日、16日(水)から銀座のギャラリーartist in(中央区銀座3-4-17三徳ビル4F)にてMiL主催『HEIWAR展』が開催されました。

僕が作・演出するリーディング公演『夜を盗む』は18日(土)の19時〜と19日(日)の13時〜の2回あります。この日記を見ている方で時間がある方は是非お越しください。もちろん展覧会も。僕がIさんと葛西臨海公園で撮った映像が流れております。

昨日も公演の準備でバタバタしていた。日中は買い物などをしていたけれども、夜は当日お客さんに配るパンフレットやアンケート用紙を作っていた。こういう作業も本番までに必要な仕事。それにしてもやはりそういうことを全て一人でやるのはキツイ。いかにスタッフさんというのが大切か身に沁みる。それでも制作関連のことは徐々に終わっていく。あとは今日椅子を借りれば粗方終了。音響機材はまたしてもA管理人や稽古場を確保してくれたFさんに借りることになった。何から何までありがとうございます。

あとは役者と舞台を作り上げていく。今日の夜は、まだきちんと稽古をつけていない場所を練習して、一度全体の動きを役者に確認してもらう。リーディングではあっても多少動きがあり、小道具も少し使う。衣装も役が変わるときに、ワンポイントだけ変化をつけてもらうから、その動きの確認。明日、金曜日は日中から稽古が出来るけれども、夜にはギャラリーで本番同様のゲネプロ、いわゆるリハーサルを行う。練習といえ、多少お客さんが来る。展覧会のメンバーやギャラリーのYさんにそこでお披露目という手筈だ。下手なことはできない。当日、受付周りなどを手伝ってもらうメンバーに、できるだけいい気持ちで手伝ってもらうためにも、面白いものを見せねば。あとは展覧会のリーダーであるMさんにエロイから上演できないと差し止められないことを祈る。まぁ、結局、あまりエロイところはなくなったと思うし、それは大丈夫だろう。

でもはっきり言って時間はいくらあっても足りない。つまるところ、お芝居の稽古とは反復だと思う。役者さんに何度も何度も読んで、動いてもらうことで体で芝居に慣れてもらう。そうすることで世界が作られていくはずだ。きっと一番単純なことが、一番重要なのだろう。それを考えると、やはり今回は時間が少ない。いや、しかし、それは言い分けでしかない。まだ3日ある。土曜日は本番前にギリギリまで稽古をやるし。そこまでに作りこむ。

と、いうわけで僕は明日から火曜日まで会社には来ない。この日記はその間、停止します。本番直前から、本番、そしてその後については火曜日にでも。そういえば、昨日は気温が27℃まで上がったけれども、心地のいい天気だった。もう夏の湿気を帯びた暑さはなかった。感覚的なことでいうと9月16日水曜日に秋が始まった気がする。そんな季節。