東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

千鳥日記『さらに寒い日』

■ あいかわらず寒い日が続く。今朝は関東も少し雪が降っていた。

■ 昨日、ウッチャンナンチャンが出演している特番がやっており、たまたま見たのだけれども、内村光良はこういう番組あんまり好きじゃないんだろうなと思えた。内村の真骨頂は『やるならやらねば』や『笑う犬〜』のようなコント番組で、その中でも、独特のキャラをやるのが得意だった気がする。まわりに馴染むのではなく、突出したキャラクターを演じる。おそらくそれは自身の性格も反映しているのではないだろうか。単純に人と絡むのが苦手だったりとか。今ではギリギリで『内P』でたまに他のメンバーの中ではしゃいでるぐらいではないか。そういうフィールドで番組を作れない状況はやりづらいように見えてしまった。まぁ、素人目から見た感想ではありますが。

中上健次十八歳、海へ』(集英社文庫)読了。短編集だったのだけれども、それぞれの話で、なんだかずいぶん書き方が違う気がした。後書きを見て分かったのだけれども、この本は19歳の頃に書いた「18歳」をはじめ、どれも23歳くらいまでに書いた作品らしい。まずその若さでこれほどの文章を書けることに驚いた。そして若いときだからこそ、いろいろな書き方で本を書いていたのではないかと思えた。書き方を試すということ。それは小説という形態への新たな挑戦だったのではないか。

■ ある方のブログを読んでいて、バックス・バニーが主役のアニメ「ルーニー・チューンズ」が今の子供に合わせてモデルチェンジをするという話題を知った(これが新バッグス・バニーかよ!)。それにしてもこれがバックス・バニーなのか。全然、違う。なんでこんなに尖っているのだろうか。どう考えても敵役だぞ。