東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『なぜ鼻水はでるか』

■ 相変わらず朝方は寒い。鼻水がでそうになるので鼻息を吸って鼻から垂れるのを妨げてみる。寒いと鼻水がでそうになるのだけど、実は最近花粉症気味でもあるので、原因がそっちにあるのかもしれない。それでふと思ったのだけど、花粉症で鼻水が出る場合、それは花粉を外に出そうとする身体の拒否反応のせいだろうし、風邪で鼻水が出る場合は病原菌やウィルスを体外に出そうとするこれも生理現象だと思うのだが、では寒くて出る鼻水は何故出てくるか。同じような理屈だとすると寒さを外に出そうとして出るってことになっちまうが、花粉や病原菌に比べると『寒さで鼻水がでる』って一気に曖昧さが増量するな。まぁ、これも必ずなんかしらの生物学的な理由ってモノがあるのだろうけど、実のところそれにはさして興味が無い。ただ、ふと、花粉や病原菌と同じように身体が『寒さ』を押し出そうとして鼻水を出しているのかとしょーもないことを考えてしまった自分のしょーもなさが可笑しかっただけなのでして。


■ 夜、仕事中にある先輩からちょっと心配なメールが来たので、仕事の合間に電話をかけてみた。案の定ではあったのだけど、先輩は電話越しに明らかに酔っ払っていた。たまに方言とは明らかに異なる変なイントネーションで言葉を発していた。とはいうもののメールに書いた文面が酒に酔って書いた適当なことなのか本音なのか判らないところもあって、いろいろ話をしてみようと思うものの、実はこういう時、どういう話をすればいいのかよく判らない。仕事の途中ということもあって「後で掛け直します」と言って電話を切り、仕事帰りに改めて電話をかけてみたらもう繋がらなかった。仕事が遅くなって、ずいぶん遅い時間だったし、酔って寝てしまったのかもしれない。心配だったけど、メールを打ってそれで終わりにした。まぁ、メールといっても何をうっていいのか判らなかったので『五反田団の前田司郎さんの小説が面白いのでお薦めです。おやすみなさい』としか打てなかったのだけど。ほんとこういう時、自分の駄目さに辟易する。で、今、こうやって日記を書いていて、ふと思ったのだけど、本当はこういう時、僕の方から何かをしゃべろうとする必要はなく、ただ、その人の話を聞いてみるのが良かったのかもしれない。なかなかままならない。