東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『酒と音楽の夜』

■ 18日(火)。仕事が終わったその足で鶴見へ向かう。仕事の都合で3月の末に群馬に転勤することになった友人のHくんと、引越し前に飲もうということになり、せっかくなので泊りがけでおじゃますることに。


Hくんの家にはしばしば行く。それで家に行くときは大体飲んでいる。酔っ払ってへべれけになればそのまま眠る。宅飲みの有難いところ。BGMはHくんが最近買ったというTOMOVSKYのベストアルバム。急にTOMOVSKYが聴きたくなったらしい。Hくんの好きな音楽は、僕も結構好き。大学の頃、まだ出会って間もない頃に、Hくんの家に遊びに行ったとき部屋に小島麻由美さんのサインが飾ってあるのを見て異様に興奮してしまった。ライブに行った時にもらったとかで、僕は心底羨ましがったのだけど、その当時、小島麻由美さんのサインを羨ましがる人は他にいなかったらしく、それがきっかけでHくんとは音楽のことで盛り上がることが増えた。「これ、めっちゃいいよ」とダビングしてくれたテープにホフディランの『ワシントンC.D』が入っていて、その中の『6/8』や『夜』はテープが擦り切れるんじゃないかってくらい聞いた。


転勤と言うこともあって、仕事のことをいろいろ聞く。僕とは違い、某企業に勤めるHくん。そういうところで働くからこその大変さもあるみたい。飲むと仕事への不満をたくさん言うけれど、それでも実績をきちんとあげているのがすごいなぁと思う。


夢ってほどではないけれど、いつかやりたいね、ということでいろいろなことを話す。それはとても楽しいこと。それから酔いに任せて眠りにつく。転勤してしばらくは会うのも難しくはなるのだろうけれど、それでもたまにはこうやって飲んでぐだぐだとした時間を過ごせたらなぁと思う。


雨が降り続く夜。