東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『やたら長い覚書』

■バタバタしていたらずいぶんと時間が空いた。というわけで日々の覚書。極力、短く。


■ 2日(木)。太田省吾さんの『水の駅』をDVDで観る。オープニングを見て、ふと、これはどこかで見たことがあると思う。それで早稲田大学のある授業にもぐったとき、授業の中で教師の方が参考資料として流していたことを思い出した。あれだったか。


■ 3日(金)。諸々あって120人ほどの人とカメラ越しに接する。バタバタする。


■ 4日(土)。掃除やら買出しやらし、それから諸々。それでかげわたりのライブに行けず。不義理。バタバタする。


■ 5日(日)。以前一緒の職場で働いていたAさんに誘われて、新宿の紀伊国屋ホールでかかっていた『恋文』という芝居を観劇。発せられる言葉がやけに強い印象。他に細部が気になった。例えば、テーブルがあり、舞台にいる人たちはそこで胡坐をかいているのに、なぜみんな靴を履いているのか。細かいところかもしれないけれど、そういうところにも作品としての意志が見え隠れしていると思うのだけど。

  観劇後、Aさんと新宿御苑に行こうということになり、向かうも生憎すでに閉園。それでなんとなく四ツ谷へ。土手沿いの桜をみたり迎賓館のあたりを缶チューハイ片手に散歩。バタバタしない。


■ 6日(月)。早朝から仕事で歌舞伎町あたりへ。夕方に一区切り。6時過ぎても日が全然沈んでない。あとやけに暖かい。バタバタした。


■ 7日(火)。昨日とは別の仕事でレンタカーで借りた2tトラックを運転する。オートマなのが救い。でかい車は運転が怖い。

とある友人から、いつか夜の散歩をしようと誘われる。夜通し歩く。それで朝に目的地にたどり着くようにする。例えば温泉で、それで朝風呂に入って帰る、とか。楽しそうだなと思うけど、一体どこから歩き始めれば朝温泉につくのだろう。

その話を聞いたからってわけではないけれど、なんとなく夜12時半頃、神楽坂付近から家まで歩いて帰ってみる。タクシーはそこそこ走っているけど、人影はまばら。月がきれいだった。50分の散歩道。昼バタバタ。夜のんびり。


■ 8日(水)。ある件で、ままならなくなる。深夜3時頃、憂鬱な気分で帰宅。


■ 9日(木)。昨日のある件、ギリギリで良い方向へ。深夜2時頃、ほっとして帰宅。


■ 10日(金)。ここ数日、睡眠時間が若干少なかったのでばて気味に。夜に、職場の人と早稲田の徳島ラーメンの店へ。こってりしてる。


■ 11日(土)。早朝、朝7時45分のANAで岡山へ行く。久しぶりの飛行機。久しぶりに大学の同期Iと会う。筋トレを欠かさないIは仕事がなくても朝6時過ぎには目覚める男。学生時代から悪口を言わせると右に出るものがいない。ふくよかな人が歩いているのを見て、『空気中から脂肪分を吸引している』と言っていた。


  毎年、全国をまわって開催されている『緑化フェア』を見に行く。そのイベントの実行委員をしているYさんに、岡山の町が見渡せるとある山に連れてってもらう。その風景、まさに一望。本当かどうか定かではないけれど、岡山のあたりは比較的低い山が多く、それが丘のような山で丘山=岡山になったのだとか。言われれば確かに山は多いけど、どれもそれほど高くはない。春の陽気で海の向こうがかすんでしまい、生憎瀬戸内の島々はポツポツとしか拝めなかった。一緒に旅したSさんが、同じく共に旅したMに「あの島をMにあげる」と勝手に瀬戸内の島のひとつをあげていた。

  以下、岡山一言レビュー。
  岡山城のまわりは桜がきれいだった。
  岡山はやたらとうどんの店が多かった。
  香川は、岡山から1時間ほどで行けるというのには驚いた。
  だけど滅多に行かないと言われた。
  週末の岡山は暑かったけど、数日前までは霜注意報がでていたらしい。
  伊部という備前焼の町で、町の案内ツアーに参加した。
  参加賞として楷の葉の栞をもらった。うれしい。
  I君は暑がりで、本当はタンクトップ一枚で活動したかったらしいのだけど、奥さんであるMさんにそれはやめろといわれたらしい。
  交渉の末、朝10時までは上着を着る約束をし、それ以降は上着を脱いでもいいということになったとか。当然、I君は10時を過ぎたら半袖になっていた。
  I君と楽しくなりそうなある計画を立てた。
  Sさんは鬼太郎の絵に惹かれて鬼太郎カレーをお土産に買っていた。それが岡山ではなく、鳥取のお土産であるにもかかわらず。

  1泊2日でやたらと慌しい旅だったけど、久しぶりに友人とも会えて、楽しかった。こういう楽しいことがあると、それが終わるのがやけに寂しい。


■そういえばトップ画を変えていた。なんとなく、タルコフスキーの『サクリファイス』が見たいなぁと思いまして。