東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『日々雑感』

去年の11月に和歌山の新宮に行った時にまわした8ミリを編集して、初めてyoutubeにアップしてみた。最初はナレーションをいれようかと思ったけど、それはやめて、ブログに関しては文章を載せることに。音楽を入れることに関してはすごく悩んだ。元々8ミリには音はないわけで、それをいれることで別の意味合いが出てしまうのではないかと思ったのだけど、逡巡した結果、音楽は入れることにした。ずいぶんと時間が経ってしまったけど、ともかく一つの形に。

この日記もずいぶん時間が空いてしまった。以下、日々雑感。覚えてる限り。


5月27日。前から気になっていた東池袋のOsteria Pino Giovaneというイタリア料理のお店に行った。一軒家を改造して作られたお店がステキ。そして料理も美味しかった。全然関係ないけど、ペドロ・アルモドバルの『トーク・トゥ・ハー』を久しぶりに見返したのもこの頃で、気分はすっかりオリーブオイリィーだった。


衝動的にスタイルプラスパワージューサーというジューサーを購入。野菜をごくごく飲むぜと思い購入したものの、考えれば考える程、そのまんま食えばいいじゃねぇのかという思いも出てくる。とはいえ、余って冷蔵庫に置かれていた人参と、リンゴなどを併せて飲むとこれが非常にうまし。市販されているトマトジュースほどトマトをしぼっても赤い液体にはならんことも知れた。


大学の頃からの友人からメール。心配な内容だったけど電話をしてみると元気だったので一安心。文章で伝わること、声を聞いて伝わること、いろいろある。


5月28〜29日。仕事でバタバタした5月末。


S君の作った自主映画について感想をメールで送る。と、友人のYしゃんから正月頃に送っていた僕の自主映画に関する感想がメールで届く。なんなんだ、この同時性。関係ありそうでとくに関係はないのだけど。人の自主映画の感想を書き、人から自主映画の感想を聞く。


5月30日。諸々あって仕事が前日から繋がる。家に帰り着いたのが昼過ぎだったけど、その日、友人たちのバンドかげわたりがイベントに参加することを思い出し、仮眠してから下北沢へ。ボーッとしながらイベントに出ているバンドの演奏を聴いていたのだけど、どのバンドもかっこよかった。谷川さんと宮嶋君が最近、禁煙を始めたことを聞く。宮嶋君と酒を飲みながら話していたとき、口寂しくなって「悪いけど、煙草吸っていい?」と聞くと「じゃあ、1本ちょうだい」と宮嶋君。え、いいのか禁煙は。イベントに参加されていたあるバンドの演奏がかっこよかったので、CDを購入。1枚500円なり。23時頃、さすがに疲れて先に帰る。下北沢は夜もにぎやかで愉快だ。一緒に帰ったT君と池袋ではなく、目白駅から降りて夜の散策をしながら家路に。T君が3月に青春18切符で富山に行ったことを聞き、電車での旅がしたくなる。


amazonから注文していた本橋成一監督のドキュメンタリー『アレクセイと泉』が届く。原発事故の起きたチェルノブイリからほど近い村。至る所が放射能に汚染されているのにも関わらず、なぜかその村の泉からは放射能がまったく検出されない。その村に住む人々の姿を追ったドキュメンタリー。淡々と、村人の生活を追う。それがとてもいい。村の人たちのごつごつとした手。刻まれた皺。青年アレクセイの引き締まった上半身は、日頃の農作業によって作り上げられたもので、それは筋力トレーニングのそれとは異なる。身体が、言葉が、そこに流れる時間さえも、その村だからこそ出現するものとしてある。


近所のカレー屋に久しぶりに行く。この店のバターチキンは最高にうまし。


6月1日。ある仕事で葛飾の立石に行く用事があり、立石に行くなら是非食べたいとんかつ屋があったのだけど、諸々あってタイミングを逸する。ぐあ。


6月2〜3日。仕事などの日々。


6月4日。朝起きたら原因不明の目眩に襲われる。まったく目眩が収まらず会社を休ませてもらうことに。こういう日は結局何もできず布団に入っているだけなのでなんともかんとも。


6月5日。カレーを作ろうと思い立ち、会社から帰って具を煮込む。ジューサーで残った人参やらリンゴやらの搾りかすも入れる。


6月6日。掃除と買い物。昨夜煮込んだカレーを食す。うまし。カレーは最高。近所のスーパーで500円で売っていたDVD『ファンタジア』を見る。途中で寝てしまった。心地よくて。


6月7日。久しぶりに朝から晴れて、気分もよく布団を干して、洗濯もする。夕方に、鬼子母神のあたりをぶらぶらと散歩。大好きな大公孫樹は緑生い茂る。近くの寺では子供たちが遊んでいた。そしていよいよ紫陽花の季節。長雨はあんまり好きじゃないけど、紫陽花はいい。のんびりとした日曜の夕暮れ。