東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『川の字で風邪』

週末は家族三人揃って風邪を引いてしまい、安静にしていた。その中で、娘子の元気さは驚くばかり。咳をし、鼻がつまっているようなすすりかたをするものの、よく食べてよく動く。眠る時は、およそ動き疲れて前のめりに突っ伏す時で、それまでは笑顔ではしゃいでいる。すでに少し立って歩くのだけど、先日階段も登れるようになって(当然ハイハイでだけど)その成長の早さに本当に驚く。本当に、毎日成長を感じる。


基本軸が娘子中心の生活。NHK教育テレビ大科学実験』『ピタゴラスイッチ』『デザインあ』など、普通に映像作品として面白い。娘子は音楽が流れると、それに呼応して身体を動かす。


娘子にとって世界は未知に溢れていて見るものすべてが興味の対象。


風邪ということもあり、安静にしながら、さらに娘子の面倒を見ながらも横目で映画を見てみたり。

黒澤明七人の侍

ここに来てやっと鑑賞。ここまでの長編とは思いもよらず。殺陣が相変わらずすさまじい。一言でまとめると群像劇なのだろうけれど、しかし、この映画は、人物に焦点を当てず、『場』としての『村』に焦点が当たっているように感じる。出来事の根源は『村』にあり、冒頭の侍探し以外は、基本的に『村』での出来事が描かれる(もちろん例外のシーンはあるけれど)。七人の侍の一人である久蔵が敵から火縄銃を奪ってくる物語は、『村』の外で行われたことだからこそ、その詳細は描かれない。どのように奪って来たかは、『村』という土地の物語としての作品には不必要であり、重要な事は、『村』に火縄銃が一挺入ったという事実。


今朝、嫁氏の風邪の具合が悪かったので、仕事に行く前に病院に付き添う。処方箋を持って薬局に行こうとするも、いつも行く薬局の営業時間まで余裕があったので鬼子母神にお参りに。それで明治通りなども歩いていると、『パンカフェ』というパン屋さんを発見。お店に入ると美味しそうなパンが並んでいる。ドイツやフランスなどで作られたパンを空輸し、店頭で焼いて提供しているのだとか。いくつかデニッシュ生地のパンを購入。美味しい。思わぬ新しい発見。
台風の抜けた直後に久しぶりの青空。まずか数時間ですぐに雨雲に戻ってしまった。次晴れるのはいつのことになるのか。