東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『世界の終りのものがたり』

土曜は仕事。今度の仕事は隔週で、土曜出勤があり研修期間とはいえシフトに入る。6月のうちは日給のバイト扱いなので、入れるときは入った方が給与ももらえるといった案配もあり。


そして日曜。休日。お台場へ行く。りんかい線東京テレポート駅から歩くと、新しく出来たダイバーシティ−の前に等身大のガンダムが立っており、でかいソレに娘子はやや怯えていた。で、国際交流会館前を歩いているとやたらとコスプレをしている人がいて、どうやらソレの集まりがあったようで、実のところ初めて目撃するそういったソレになんとなく茫然として通り過ぎる。こちらに関しては、娘子はまったく気にせず飛んでいる蝶々を追いかけていた。


そして目的地、日本科学未来館へ。嫁氏の友人さんから教えてもらった『世界の終りのものがたり〜もはや逃げられない73の問い』という企画展を観る。『死ぬ』ってどういうことなのか、『生きる』ってどういうことなのかなど73の問いかけが書かれた三角錐のオブジェと、それらの問いに関わる展示物が設置されていた。正解というものが無い問いかけ。その問いを視覚的に現す展示物。見せ方として面白いものもあり、興味深くうろつく。『問い』だけに、その『問い』に対する解答を来場者に求めるものも多く、解答が設置されたボードにいろいろ書かれてある。例えば『便利になったことで失われたものは?』という問いに対して『不便さ』という解答があった。そういった問いや解答を見つつ、では自分はと立ち止まって考える時間が持てるだけでも面白い展示なのかもしれない。一つの作品というわけではないけれど。あと室内に流れていた音楽が良かった。


終って会場を出て、科学未来館の館内をうろつく。台場にはよく来ていたけど科学未来館は初めて。常設されているものもいろいろ面白い。娘子はさすがにまだ2歳なので、自分の手で触り、実感を伴って遊べる方が楽しいので常設展示の方が楽しそうだった。地球を映しだした形の球状の大型ビジョンがあり、その周りを歩ける様になっているのだけど、その道すがら設置されているスピーカーからは坂本龍一さんのアルバム『comica』の曲が流れていた。


食事はせっかくだからダイバーシティでと思ったけど、驚く程の人の混みように速攻で諦めてヴィーナスフォートへ移動。して、すんなりと食事。いろいろ散策して夕方に帰宅。なにやら疲れて9時過ぎには、娘子よりも前に寝てしまい、翌朝嫁氏の視線が冷たかった。


雨は降らなかったものの、涼しい月曜日。改めて仕事開始。働かねばならぬ。