東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨は続き』

今日も雨が続く。朝はまだ小雨だった。娘を幼稚園に送り、会社へ。


それから仕事で、とある映画脚本を閲覧。毎度のことながら、仕事で脚本を読めることは有難い。仕事のこともあるので、ある程度、速読のような読みになってり少しばかり偏った読み方をしてしまうのだけど、それでも読んだ作品に刺激を受けることは多い。何よりも、脚本を読むことは映像作品を観ることよりも、自分の中で想像が膨らませられる分、面白い。今回読んだ作品も勉強になった。

雨は夜になるにつれ次第に強くなってきた。


録画していたコッポラ監督の『友よ、風に抱かれて』を観た。戦争最前線の場所へ向かおうとする若い兵士を演じる役者の、若さゆえのひたむきさのようなものが体現された俳優だった。そして年老いた兵士を演じるベテラン俳優の方々の佇まいが良かった。『フルメタルジャケット』ほどではないけれど、ここでも兵士が部下に使う言動の数々が如何にもアメリカっぼい。持ち物検査のシーンとか。
それと数回使われた乾杯のセリフの言葉のやりとり。
「仲間たちに(乾杯)」
「大分、少なくなったけどな」
の言葉が、それを老兵が口にするからこその重みがあった。


夜になって咳が止まらない。雨も止まない。