東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘の速度』

tokyomoon2014-10-01

昨夜、仕事帰りに雨が降り出してきたと思ったら今日は雨だった。昨日は少し蒸し蒸しして暑かったのだけど、いきなり半袖では過ごせないほどの涼しさになってきた。寒いほどではないけれど。


で、娘が昨日から耳が痛いと言い、発熱したうえで嘔吐したという。今朝は熱は落ち着いたらしいけど、今日は代休をとっていたので少し耳が痛いというので耳鼻科へ行くことに。雨の中、雑司ヶ谷霊園を歩く。娘の速度は当然、僕より遅いし、何か意識が別のところへ行くとさらに歩く速度が遅くなる。早く歩きなよとも思うけど、娘の速度だから見えることがあるのだと思う。壁に傘が当たるとその音が面白いようで、それに夢中になっていた。それから地面を見ていたのでなんだろうなと思うと、草についた雨粒を見ていた。キラキラしているという。やはり娘の速度で歩かせたいなと思う。


病院は混んでいた。1時間ほど待たされたものの診察はきちんとしてくれたような気がする。扁桃腺が少し腫れて、中耳炎になっていたようだ。薬を処方されて病院を出る。それから家族で、あづま通り沿いのうどん屋「硯屋」へ。南池袋にも同じ店舗の支店があり、前の家の時はそこへよく通っていた。嫁は南池袋の店の方が美味しかったという。僕は気付かずにうまいうまいと食っていた。


家に帰ってから娘と昼寝。僕は1時間後くらいに起きたけど、娘はその後も1時間以上眠っていた。薬が効いていたのだと思う。本当は代休だったのでどこか出掛けようと思っていたのだけど今日みたいなゆっくりとした日もそれはそれで。


先日、仕事でとある撮影をした。以前に撮影をした件の本撮影というか。昼過ぎから、ひとまず必死にカメラを回した。終わった後は本当にクタクタになって、頭痛もした。体力が落ちているのはわかるけど、知恵熱的なものまで発生するのだから、いよいよ鈍っている。もっとタフにならねばならない。


そういえば、その撮影で必要な小道具を購入しにドン・キホーテへ行った際、探し物が見つからず店員さんに問い合わせようとすると、キョンシーのコスプレをしたむすっとした30代後半の男性が、表情一つ変えずにこちらの問い合わせに対応してくれた。店員も楽じゃない。