東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『祝日の一日』

久しぶりにゆっくりできた日。といいつつ、朝は8時前に起きてゴミを出したり、毛布を洗う。洗濯はまだいいかなあと思ったけれど、明日の東京が雪らしいので、今日のうちに洗濯もする。トイレや台所の掃除もする。掃除は気分転換になる。諸々落ち着いたら、いつの間にか昼になっていた。

 

どういう経緯かわからないのだけど、娘が花札をやり始めて、僕もこいこいのルールを一緒に学ぶ。まずは札の読み方を勉強。札の絵が、暦に対応していて、例えば1月は松に鶴、2月は梅にうぐいす、という風になっている。それを娘と覚える。大学時代、暮らしていた寮で、花札を使った北海道ローカルの『とっぱ』というゲームがあって、それを良くやっていたのだけど、忘れてしまった。

 

午後は娘と少し公園へ。陽が出て来て少しほっとする。滑り台で幼稚園くらいの子供たちが楽しそうに遊んでいる。娘が、昔、この滑り台で天国と地獄という遊びをした、と教えてくれた。子供が滑り台の上下に分かれて、下(地獄)にいる子が、上(天国)にいる子供たちを追いかけるという遊び。そういうのって自分も子供の時にやっていた。やっぱり、似た遊びをするもんだなぁと思う。南池袋公園には卓球台風のテーブルがあり、そこで娘と卓球をする。寒かったけれど、ラリーは面白い。小一時間ほど卓球をしてから、地元の寺や神社をふらふら。神社の近くには地域猫がいるのでその猫たちを遠巻きに見る。

 

そういえば、世の中は成人式で、公園にも振袖をきた方がいた。娘は10歳。学校でも、1/2成人式的な行事が毎年あるようなのだけど、今年はコロナで中止だったという。そういえば、10歳か、と改めて思う。

 

家に帰ってから、映画「レ・ミゼラブル」を娘と観る。ミュージカル版をそのまま映画に持ってきた感じで全編、歌っている。ヒュージャックマンは他にもミュージカル作品に出ているけれど、歌も上手だなぁと思う。

 

夜。家族で東池袋へ。中華でも食べようと外にでたけれど、目的の店が祝日で休みで、変更をして南インド料理の店へ。店主さんが一人でやっていた。結構混んでいて、僕らの他にも注文するお客さんが数組。焦った様子もなく、かといってすごく手際がいい感じでもないのだけど、注文を受けて、いつの間にか調理をして、料理を出してくる。慣れだなと思う。

 

帰り道、娘と花札の絵柄と暦を覚えているかお互い言いあう。少しずつ覚えてくる。

 

そんな風にして、のんびりとした一日だった。