東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『大きな地震があって』

tokyomoon2016-05-17

昨日、仕事帰りに電車を待っていたら、携帯電話の緊急地震速報が鳴った。僕だけではなく、周りで一斉に鳴り出した。地震はわりとすぐに落ち着いたけど、茨城のあたりでは震度5だったというので心配になる。


東京は震度3くらいで、被害は特になかったけど、夜になって台所から異音が鳴る。見にいくと金魚を飼っている水槽の水が漏れていた。辛うじて金魚が窒息する前に水を入れ直す。どうやら地震で水を循環させるをいれるポンプがずれてしまったらしい。我が家の被害。まぁ、床が水浸しになるくらいは大した被害ではない。


家では娘が地震が起きた時、怖くて泣いてしまったという。今朝、その話を少し娘とするとまた思い出して、そして、次に同じようなことがあったらどうしよう、と不安になりまた泣いてしまった。家が倒れてしまったときの待ち合わせ場所は決めたから大丈夫でしょ、と嫁さんが言うと、「でも猫は?」と娘が言う。猫のことまで気にかけていてくれるのだなと自分の娘ながら嬉しく思う。


それにしても地震が多く、娘が不安がるのも無理ないけれど、それをふまえてこの国で生きていく選択をしているわけで。だからこそリスクのある選択はこれ以上したくないし、もはや資本経済が右肩に上がっていくことなど考えにくいし、そういう経済から脱却するような生活ができないのかなぁと思うのだけど、なかなか思うようにはいかぬ世知辛さ。


翌日には、もう震度5の地震があったこともすっかり過去になってしまったような日常。