東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ラジオを聴いたり、中央区を歩いたり』

車に乗っている時は、なんとなくラジオを流している。BluetoothでつなげばSpotifyで好きな音楽も聴けるけれど、ラジオを聞いてると、不意に自分の知らない興味深い話に出会えたりする。坂本美雨さんのラジオ番組のゲストにコトリンゴさんが出演しているのをたまたま聞いた。コトリンゴさんが音楽を担当した『この世界のさらにいくつもの片隅に』の音楽に関する話をされていた。さらにデビュー当初と歌い方が変わっていることについても触れていて、確かに歌が上手になっているかもしれないけれど、若いときにしか歌えなかった歌い方が確かにあって、その時はそれが良かったんだ、という話もされていて、それが興味深かった。他にもラジオで流れていた音楽が気になって後で検索してみる、なんてこともある。mxmtoonという欧米のアーティストの唄声が妙に印象に残り、あとからSpotifyで検索をしてみたり。ラジオで不意に出会うことがあり、それはそれで新鮮。で、Spotifyがやはり便利。もちろん、聴けないアーティストもいるけれど、調べれば大概のアーティストは出てくるし、新曲から昔の曲までなんでも聴ける。ほんと音楽の聴き方が変わる。

仕事で少し八丁堀の方へ行く。この中央区あたりがどうも土地勘が無く、方向感覚もおかしくなる。少し歩いていると、亀島川という川沿いに出る。思いのほか、川幅がある。川の向こうは高層マンションが立ち並び、眺めが良い。(あとから地図で調べると、亀島川というのがその八丁堀付近で、墨田川と合流していて、二股にわかれる付近だった。もう少しそのあたりを散策できればよかったけど、仕事だったしなかなか、そこまではできない。)用件が終わり、少し歩いて移動しようと思い、なんとなく歩けば、宝町、京橋を経てあっという間に東京駅と有楽町駅の間くらいに出てくる。この唐突感が慣れない。

有楽町の国際フォーラムの中のカフェでパソコンを開きメール作業。処理しても処理してもメールが届く。仕事があることは幸いなのだろうと思いつつ、なんともいろいろ終わらず、ゴールの見えないプールでアップアップしそうになりながら泳いでいるような気分になる。