東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『大学の頃の人たちと飲む』

朝、家を出る時は雨が降っていて、なんだかげんなりしたけれど、電車に乗ってる間にあれやあれよという間に雨が止み、雲間から晴れ間が見えたと思ったら、あっという間に晴れて、暖かくなった。

仕事でちょっとした話し合い。システマチックなことをしたくはないのだけど、どこかできちんと線引きをしなければならない。相手の気持ちに立てばある意味では厳しい選択なのだけど、だけど、こちらの、会社としての立場もある。そういう時、自分というのは、どの物差しで測ればいいのか、いろいろわからなくなる。

仕事終わりに、久しぶりに大学時代の同期と、先輩と会って飲む。代々木の駅前の居酒屋だったのだけど、その一角が居酒屋の集まりのようになっていて面白い作りだった。個人的なことなので詳しいことは書かないけれど、海外で楽農業をしていた同期が、数年後くらいに日本に戻る予定で、その働く場所を探しに帰国していた。海外の土地に永住しようとも考えていたのだけど、仕事にモチベーションを持たず、日本で牧場を持たないか検討し、いくつか縁のある土地を探しているのだという。目星をつけた土地は、かつて観光ででかけた町らしく、まだまだ準備や手続きが必要らしいけど、そこで暮らし、牧場を持てたら「楽しそうだ」と生き生きと語り、その姿はどこまでも前向きで、なんというか素直にカッコいいなぁと思えた。仕事の分野が別世界だからと前置きはしてくれたものの「お前はなんか考えてることがわからんな」と先輩や同期から指摘を受けた。それは本当にその通りだとおもう。わりと流れ流れて今に至る自分としては、どっしりとした柱が自分には無いのも自覚している。大学時代の同期や先輩、後輩たちは、不思議と攻める姿勢の奴らが多く、魅力的な人たちが多い。だからこそ、大学時代に出会った人たちから学ぶことは多かった。それが今も変わらず、この歳になっても刺激を受けるのだから、自分ももっともっと頑張らなくてはならないなぁて思う。

あと、まぁ、その界隈、みんな酒が強いよ。ガンガン飲む。僕もつられて飲むけど、だいぶ酔っ払ってしまった。店を出て、同期と新宿まで歩き、そのまま、明治通りを家まで歩くことにした。寒くないし、乗り物に乗ったら酔ってしまいそうだった。

フラフラしてるなぁと思う。そんな二月半。