東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『少しばかり調子の悪い日』

昨夜、久しぶりに飲みすぎて体調が悪い。無理することもないのだろうけど、大学の頃の面々はほんと酒が強く、びっくりする。

昼を過ぎでもどうも体調が優れない。あと、ここ数日痛み出した奥歯が、余計に気になりだす。身体が弱ってるのか。こういう時は要注意だなぁと思う。

仕事で、とある舞台を観劇。ここ最近の主流とは異なる舞台。物語ることではなく、切り取られる出来事、歌を、繰り返すことで生まれる心地良さ。もちろん、まったく同じわけではなく、言い方、歌い方を少し変えつつ、なんというか、螺旋状に円を描くように進んでいく。その繰り返しが面白い。そして、役者は2人しかでない。その役者たちが在らん限りのパフォーマンスをする。ハードな酷使とは異なるけれども、役者に求められる水準も極めて高く、それを汗まみれで表現する俳優の姿は、かぎられた特別なもののように思える。良いものを観れた。こういう刺激があるのは幸いだ。

劇場を出てから、仕事の都合で車で帰路へ。歩いているだけでも暖かい。二月だというのに、空調も付けず、窓を開けて走ることができるという不思議。

家に帰ると、娘からのバレンタインのチョコがあった。嬉しいことだけど、なぜ、リアルなカエルの形のチョコなのか。美味しいけど、形が少しばかり嫌だよ。

帰宅してから、筋トレしつつ、
録画していた映画『キングダム』を観る。とても人気のある原作なのに、それを読まずに映画を観る。声を張り上げる演技をする時、同じようなボリュームのはずなのに、発声の仕方によって、ノイジーに聴こえる人と、そうではない人がいる。映画の場合、録音技師さんたちが調整して集音してくれるし、MAでも他とのバランスを取ってくれるが、それでも、役者の声の発し方そのものが残る。テレビの場合、映画とはまた異なる音調整がされて全体的に控えめなトーンになるけれど、これら映画館で聴くとどうだったのだろうなぁとおもう。声もまたしなやかさがあると、それが不思議な魅力として存在するとおもう。

そんなこんなで、翌朝が早い予定なのに、また夜更かしをしてしまった。