東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『病院へ行く』

午前中、仕事前に母と病院へ。リハビリ専門の病院に入院をしていたのだけど、そこに入る前に倒れて入院していた川口の医療病院に。母の体力的に、まだ電車移動は難しいので贅沢ながらタクシーにて。

地元の国道は結構、渋滞で混むのだけれども、てっきり東京へ出勤する車が多いのかと思ったが、タクシーの運転手さん曰く、最近のネット通販の輸送諸々がとてつもなく増えたため、その工場などが地元付近に集中することになり、トラックなどが猛烈に増えたらしい。なるほど、そういうことになっていたのか。こういう話を聞けるのは、勉強になる。そして、地元のタクシーの運転手の方々は道に詳しい。ナビもいれずにサクサクと進んで行く。

病院へ到着。母が倒れて搬送された病院。その後、約一月お世話になった。意識不明で搬送され、深夜に手術。入院後、ようやく面会ができるようになって母と面会したとき、まだ呂律がまわらず、どうなるかと不安だった。母はその当時のことはあまり覚えてないので、のんきにしている。

診察を受けた脳外科の待合室の傍に、ERがある。母が搬送されたそこを、母がふらりと見に行った。何を思ったのかはよくわからないけれども。

診察を終えて、処方箋をもって近くの薬局へ。晴れて気持ち良い日。川口の病院の付近は、木々も多く、気持ちが良い町。以前、その近くに僕は暮らしていて好きな町だった。梅や八重桜が咲いていて、目にも心地いい。

帰りもタクシーに乗る。寡黙な運転手ながら、ざっくりとした目的地を伝えただけで、大通りを避けて、住宅街を進みながら家に向かってくれる。スムーズな運転。途中、母がお腹が痛いというので、コンビニに寄ってもらう。特にこっちからお願いしたわけではないのに、運転手さんはメーターを止めてくれた。

薬の量は減ってきている。少しずつだろう。