東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『Tシャツの男の備忘録』

4月29日(月)。朝、外にでると汗ばむような陽気。朝から車で仕事。で、ちょっとひやりとすることがあった。おおごとにならずにホッとしつつ。気を付けねばならないと反省。その後、一日仕事。終わるころには少し肌寒いくらいだった。仕事でもらったお弁当を持って実家へ。電車に揺られて、到着したのは午前様前後。なのに、結構不健康なお菓子とビールを食べたりする。母が起きだしてきて、お弁当のことを聞いてくる。要らないかと思ったら、まんざらでもなく、「明日食べる」という。

寝室へ向かう。少し窓をあけると、どこからかカエルの鳴き声。田んぼがほとんどなくなって、もうカエルの鳴き声なんて無くなっているのかと思ったけれど、まだ鳴き声が聞こえた。

翌朝。母を風呂にいれてから、仕事先へ。一つ、打合せに参加。上着だけジャケットを持ってきていたけれど、他がTシャツでちょっと場違いな気配に。こういう時、ネクタイにスーツ姿で働く方々を心からちゃんとしているなぁと思う。そして、話を聞きながら、自分がここに呼ばれたことの、何とも言えないよくわからない感じに茫然としている。言われたことと、実際に場で繰り広げられるスーツの方々の会話が一致しない。そして、いろいろと話を聞きながら、なんというか、うーん、はっきり言わないけれど、察してくれないかという、日本的な、極めて日本的な諸々がその場を支配しており、それを察しない人と、察せさせたい人のやんわりとしたやり取りが行われるのを、Tシャツの男がぼんやり聴いているだけだった。

それから仕事。一息ついて仕事。夜に現場へ。つくづく現場はいい。ただ、単に、仕事をきちんとしたい。それだけのつもりが、何か、そうではないイロイロに直面する。