東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『真夜中紀行』

月曜。とある仕事でいろいろと長丁場。それから少しばかり長距離の運転。夜は夜で長距離を走るトラックなどが多く、ガランとしているわけではない。いつ何時、どこでも、働いている人はいる。

学習したことは、高速のコンビニには酒類は置いてないということ。もちろん飲むわけではないが、さすがに置いてないのだなぁと認識する。

明け方近く、少し休憩で車を降りるとひんやりとしている。もう、季節は秋。その後、さらに車を走らせる。朝焼けが少し見えて、真っ暗だった風景が見え始めてくる。自分の知らない町、おそらく一生、縁もない町の風景を通り過ぎていく。その町に朝がきて、そこに生活してる人がいることの、なんとも圧倒的な感じを想う。一期一会でさえもない、出会いでもない、そういった通り過ぎる風景が、それでも僕にとっては貴重な風景でもある。

ようやく目的の場所へ着いたのは早朝で、そのまま諸事情あり、トンボ帰り。さすがにいろいろと疲れて休憩しながら。陽が上がってくると途端に暑く、秋というよりは夏に戻ったような気分になる。許されるなら、のんびりと旅の気分になりたいと思いつつも、そういうわけにもいかず、昼過ぎたころに都内に戻ってくる。そうすると一気に現実に戻らされる気になる。

とはいえ、さすがに疲れて少し車で仮眠。と、気が付けば小一時間寝ていた。それからまたメールをしたり、諸々。油断をしていると、仕事がたまってしまい、どうにもこうにも。