東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『久しぶりに実家へ』

朝起きたら雨が降ってやけに寒い。缶ゴミを捨てて仕事場へ。仕事場でとある件を話す。思うことはいろいろある。

仕事を終えてから渋谷まで歩く。昼ご飯を食べれてなかったので、夜と兼用で食事。豚汁専門みたいなお店がありそこで食べる。美味しかった。それから、半蔵門線に乗って久しぶりに実家へ。ひと月以上、バタバタしてて帰れてなかった。母には「帰る」とメールをしていたが返信は無かった。

地元の駅に着いて、雨が降りつづいていたので、バスに乗って家の近くまで行く。実はバスを使ったことは滅多になかったのだけど、乗ると当たり前なのだけど、あっという間に家の近くまでいける。バスを降りて、傘を開くと、傘の骨が壊れた。家に帰り、鍵を開けるとチェーンロックがしてあったので、インターホンを鳴らす。すると電気も点けずに母が玄関でロックを外して、無言で寝室へ戻って行く。少しびっくるするような対応。

改めて母のところへ行くと、会ってないうちにさらに痩せていて、顔も少し変わっていた。夜ということもあるかもしれないけれど、表情も暗く、言葉数も少ない。話をしていると、不意に、父の仏前に線香をあげてほしいという。蝋燭に火をつける。と、母が「朝、お供えしている水をこぼしてしまって、仏様に見られている」という。「見守ってくれているんだよ」とこたえると、「いや、見られてる。だからお祈りしてほしい」という。なにやら、どうも物言いも暗い。その後も、眠るまでそばにいてほしいというので、寝室の横にいる。眠れないと、天井をじっと見ていた。

しばらくして、母が眠り、自分の部屋へ。やけに肌寒く、布団に包まる。