東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『何を最後に食べたいか』

16日。再び少し早めに起床。娘と朝食を食べる。サンタクロースにお願いするものを、今年は僕には内緒にするらしい。なぜかと聞くと、学校で、サンタクロースが実在するかどうかを確認するために、サンタへのお願いを父親には話さないようにしようと男子が言っていたらしい。ただ、母親に言ってしまうならバレるのではないかと聞くと、「あ」と言っていた。

シャワーを浴びたりしていると時間がギリギリになる。急ぎ電車に乗るが、こういう時に限って若干遅延している。こればかりは仕方がないものの、各駅に到着するたびに時間調整が入り、冷や冷やする。ひとまずギリギリ間に合う。

日中、仕事いろいろ。用事があってポストと郵便局へ。ポストの投函口の一つが「年賀ハガキ専用」になっており季節を感じる。そういえば、この前、街中で「では、よいお年を」と言って別れている人たちを見た。忘年会終わりなのだろうか、それもまた時期的なものだなと思った。今日は陽射しが心地よく、日中、外を歩くのは気持ちが良い。仕事先近くは、聞こえとしてはおしゃれな街で週末ともなると結構な賑わいを見せるが、よくよく街を歩けば、結構、シャッターを下ろしている店や、空き店舗があり、それはそれで深刻なのだろうと思う。なにせ賃料は高いだろうし。コロナの影響は外食産業からすれば計り知れないだろうし、今はどれほどお客さんが戻ってきたのかよくわからない。

仕事も落ち着いて、人と話をしている時、会話の流れで「人生の最後に何を食べたいか」みたいな話になった。よくあるテーマだろう。その都度、食べたいものは変わるだろうけれど、なんとなく、その場では、とりあえず、米と米に合うおかず、が思い浮かんだ。そのあたりは日本人的な思考なのか。とはいえ、世界的に見れば米食の習慣の国はたくさんあるだろうから、何も米は日本人の特権でもないだろうけれど。で、いろいろ考えて、ふと最後に思ったのは、「何を食べるかよりも、最後まで美味しく食べれれば、なんでも有難い」ということだった。好きなものをいつまでも美味しく食べれるようでありたい、そう心から思う。