東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『新緑が気持ち良い土曜』

休みの日。普段も出勤しなくてよかったので、朝、ギリギリまで寝てしまっていたのだけど、休みなので、さらに寝坊をしてしまう。朝食を食べつつ、翌日、天気が崩れるとニュースで言っていたので、今日のうちに洗い物をしておこうと洗濯機をまわす。それから掃除機をかける。

その後、とあるバタバタが生じてややてんやわんや。それがひと段落したところで、待機期間を終える娘たちが検査にでかけており、終えたから昼食を食べようということになり出かける。外は良い天気。青い空に、新緑が色鮮やか。雑司が谷霊園の中を歩いていると、気持ちが良い。池袋駅周辺も人が多い。駅ビルのレストランはどこも混んでいて、とりあえず、和食のバイキングに並ぶことに。しばらくしてから、通される。和食バイキングだけど、台湾フェアをしている。娘はPCR陽性反応が出てしまったので、新学期になってからまだ学校へは行ってない。よくよく考えると6年生のスタートに、若干遅れたことになる。といってもリモートでは出席していたけれど。なんでも、コロナ禍で、学校が『出席』と『欠席』の他に、リモートでの参加は『出席停止』というカウントになるらしい。学校には来てないけれど、欠席ではない、ということらしい。それもまた、時代か。あと、6年生のクラスに馴染めるかどうか。これまで仲の良かったお友達と別々のクラスになってしまったらしい。まぁ、そんな中でも、自分なりにやっていくしかない。

1人、わんぱくな男の子がいるらしい。なんでも、たまに授業を勝手に抜け出したりするそうだ。しかも抜け出しては、カタツムリを踏んづけに外へでるらしい。その動機たるや。他にも移動教室時に、誰にも何も言わず、勝手に出歩き先生たち迷惑をかけたりしとだいぶいろいろやっているらしい。そればかりかと思ったら、自分たちが6年生になったタイミングで、「これから新6年生の懇親会をやろうぜ」と朝礼みたいなところでマイクをつかって呼びかけ、自ら大量のからあげを用意し、懇親会の準備もしたりするらしい。いろいろ話を聞くと、悪いばかりでもなく、面白そうな感じだなと思う。まぁ、いろんな子がいるなぁと思う。

で、バイキング。若い頃に比べると、食べる量が減ったのと、ある程度、コントロールできるようになってきた。が、食べ終わって娘たちと別れたあと、電車に乗ると、ちょっと具合が悪くなってきた。最近、食べ過ぎると、どっと疲れる。特に炭水化物を結構摂ると、疲れる気がする。

日暮里駅で降りる。少し時間があったので、谷中霊園の方をふらふら。のんびりしていて落ち着く。立派な公孫樹の木があり、それを見上げてぼーっとする。それから日暮里駅の方に戻る。空に雲があり、夕暮れ時、なんだかやけに広く感じて気持ちが良かった。駅の方からアナウンスが聞こえる。なんでも、新橋―横浜間に電車が開通してから、今年で150周年目なのだとか。長いようで、そうでもない気もする。

仕事のご縁で一つ、芝居を観る。わりとはっきりと憧れや好きなものが主張されていた。発信したい気持ちはもちろんわかるし、描きたいことはあるんだろうなあとは思いつつ。観終わって、会場から外へ。都電の駅が近くにあるのでそこまで歩くことに。月が大きく真ん丸。なんでもピンクムーンの日だとか。住宅街は、21時過ぎはすっかり静かでなんだかもう、真夜中みたいな感じ。もしかすると終電に間に合わないかとドキッとするほど静か。無事に都電の駅から電車に乗れた。座ったらやけに疲れた感じで、うつらうつらしてしまう。

帰宅して、それでもなんだか映画が観たくて、成瀬巳喜男監督の「めし」を観ながら筋トレなどしつつ。少し肌寒い夜。