東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『日光を浴びたりして』

朝晩が結構冷え込むようになり、布団から出るのが少々億劫になってきた。シフトが緩い時は少し朝寝坊をしてしまう。

雨や曇りが多かったのが、ようやく少し落ち着いて、少し晴れの日がでてきた。布団を干せると気持ちが良い。太陽の匂いがするのが好き。

明治通り沿いの新しい道路が開通していた。これを機に伊勢丹周辺の混雑が緩和されるのかちょっと期待。まだ車で走れてないので、早く車で走ってみたい。

家の近所に銭湯があったのだけど、そこが閉店していたらしい。以前、風呂場などの改修工事をした時は頻繁に利用していたけれど、すっかり使わなくなってしまっていた。が、無くなってしまうと寂しい。で、そうかと思ったら、もうチェーンのスーパーがオープンしているらしい。買い物をするには便利になったけれども、いろいろ目まぐるしく変わる。ちょっとした商店街があるのだけど、総菜屋さんとかも無くなってしまい、個人経営の店がどんどん減ってしまっており、それは寂しい。まぁ、僕も普段はコンビニとかそういう便利なものばかり利用してしまうが、多様性がなくなるのはちょっとやはり。

それに、最近の物価が上がっている感じを、本当に肌で感じる。ちょっとした買い物だけでもあっという間に1000円を超えている。いろいろと生きづらい感じになっている気がする。

今日は少し仕事の前に新宿御苑へ。たまには日光浴をしないと身体の調子が悪くなる、気がする。スマホやパソコンのようなデジタルの、近い距離のものばかりを観ていると、視界のフォーカスが狭まるような気がする。何もせずに遠くをぼんやり眺める。まぁ、メールや電話もくるので、そんなに悠長なことはできないけれども。

ベンチに座って、空をみあげると、池の水面に反射する光が葉っぱに当たってキラキラしていて、動いているように見える。風が吹いて、鳥がさえずっている。静かに見えてもあらゆるものは常に動いている。

それぞれのポジションがあり、それぞれの立場がある。物言いはどうしてもその立場からになるので、ちょっと呆然とするような事態にもなることもあるけれども、それも仕方がないし、相手先からすれば、もしかすると、僕の方が「何を言ってるんだ」になるのかもしれないし。言いたいことは恐ろしくあるが、誰にいえるわけでもなし。

以前、大好きな番組「ゴリパラ見聞録」で、出演者のみなさんが、若手のうちは言いたい文句や愚痴は口に出せた。今は、立場上、『言葉にしてはいけない悩み』が増えた、みたいなことを言っており、思わず膝を打った。

まぁ、こればかりは仕方がない。飲み込んだり、時々、小さく吐き出したりしながら、コツコツやっていくしかない。