東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『今年初のカテドラルと、御苑へ』

朝、8時に起床。可燃ごみの日でごみを出す。年末からのたまったごみをまとめて。諸々業者さんには申し訳ないが、結構な量。

それから毛布を洗濯したり、天井や壁、ふろ場などの掃除など。快晴で洗濯物をたくさん干す。心地いい。

それから、江戸川橋まで歩いて、久しぶりに東京カテドラルへ。宗教問わず、建築物として好きな場所。向かう途中、前方に急ぎ足で歩くスーツ姿の年配の方がいらして、どこへ向かうのだろうと思ったら、同じく、東京カテドラルへ入っていった。

後方の席に座り、ぼんやりと正面を見る。大きな十字架がある。コンクリート造りの空間。入り口の天井が低いのだけど、教会内に入ると一気に拡がり、天井も高い。空調管理のための換気口の音が低く響いている以外、音は無い。正確に言えば、外の、風が強く吹いていて、その音は聞こえる。その音がわかるくらいに、室内は静かだ。数名、同じように、椅子に座っている人はいるが、誰もがじっと前方を見たり、祈りを捧げている。

僕自身、祈るというよりも、なんだかやけにいろいろなことを考える。取り留めもなく。次第に、ぼーっとしてくる。何を考えているのかもわからなくなり徐々に、思考が止まっていくような感覚になる。前方、右手側の窓から光が差し込んできた。それが祭壇の手前の床を明るく照らす。時間にすれば、20分もいなかったと思うけれど、こういう時間があることで、なんだかホッとする。

それから椿山荘脇を、神田川沿いまで降りて、川の傍にある公園で、久しぶりに鉄棒で逆上がりをする。まだまだ衰えてはいない。

新目白通りまで歩いて、LOOPを借りて、外苑東通りを新宿方面へ向かう。道路はまだ車通りも少ない。新宿御苑近くまで行く。150円也。お手軽。それから新宿御苑へ。陽ざしがあり、心地いい。ちと北風が強いけれど、我慢できる程度。

小川洋子さんの「貴婦人Aの蘇生」読了。ふーっと一息。陽ざしが照り付ける場所で本を読んだせいか、目がややチカチカする。それで、御苑内の池をちょっと見たくなる。日が当たって水面もキラキラしている。風が強く、木々が躍るように揺れる。補整されたアスファルトの道から、久しぶりに土の畦道を歩くと、その柔らかさに気づかされる。

御苑を出てから、靖国通り沿いのブックオフへ。小川洋子熱冷めやらず、販売している文庫をいくつか購入。移動中の楽しみが増えた。

それから早稲田へ行き、カフェでメールをいくつか。それと年賀状を送っていただいた方に、こちらも年賀状を送る。父が亡くなって喪中だった年以降、年賀状をかえすことを怠り、不義理ばかりをしていたので、今年こそはと年賀状を書く。といっても手書きで文章を書くだけの簡素なもの。送ってくれたみなさんは、家族写真や、良い具合の龍のイラストなどが描かれているのに。申し訳ないばかり。

それから帰宅して、筋トレなど。今日は映画はお休みして、「座王」年始スペシャルや、「なんしょっと」などのローカル番組三昧。Tverは有難い。

そろそろ、仕事が通常モードになりつつある。