東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雛祭りの日曜』

朝6時半起床。少し眠く、うつらうつらする。電車で仕事先へ移動。
仕事終わって少し落ち着き、仕事先近くのカフェで一息。陽が出ていたから、テラスの席に座る。お店の目の前の河津桜が良い具合に色づいている。と、どこからともなく「雛祭り」の歌が聞こえてくる。道を歩いてくる子供たちが楽しそうに歌っている。それで、今日が雛祭りであることを思いだす。

次の予定まで少し時間があったので、仕事先の小田急線の駅から、都内ではなく、反対の方向の電車に乗る。揺られつつ、本を読む。隈研吾さんの「小さな建築」。『積む/もたれれかかる/織る/ふくらます』の項目に分けて、隈さん自身が発表した「小さな建築」の作品を紹介する。興味深く読みつつ、時々、うつらうつらと眠る。車窓の風景は徐々に長閑になり、山々が見えてくる。さらには富士山も。気分はちょっとした小旅行。が、それにかまけて、次の予定にやや遅刻をする。油断大敵。

仕事でとある作品を拝見させていただく。人の想像力は、自由であっていい。生きているうちは、何を想像することも良いことだ。もし、そばに、理由はともあれ、この世を去ってしまった人がいて、その人がこの世の、すぐそこにいるかもしれない、という想像はあっても良いと思う。その作品で良かったことは、その、この世を去ってしまった人が、生きている人に、直接的には介入しないことだ。かといって、決して、無関係ではない。死者を想うこと、そして、死者がきっと想っているということ、お互いが相互に影響しあうことはきっとある。

仕事を終えてから、買い物をして帰宅。家に帰ると、娘が週明けからのテスト勉強の追い込みをしていた。まぁ、なんとか頑張ってもらいつつ。

僕は筋トレしつつ、バラエティなどをみつつ。12時過ぎ、就寝。