東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『快晴の日曜』

快晴。久しぶりに自分で洗濯をして、布団も干す。それから職場へ。渋谷で電車を待つ。快速通過などあり、10分ほど待つことになったので、一駅歩いて会社へ向かう。風が強いけど、肌寒さは無い。すでに春一番は吹いたと思うけれど、これも春一番かもしれないなと思いつつ。

職場で、仕事でご縁があった短編映画を一つ拝見させてもらう。詳しくは書けないけれど、とても良かった。十代の子供たちが登場する映画だけど、その年代のころにしか出せないだろう瞬間がいくつも切り取られた作品で、個人的にも好きなとある監督の作品を彷彿とさせる場面もいくつかあり、観劇後、いらしていた監督とカメラマンさんにそのことを少しお伝えしたところ、カメラマンさんが実はそのとある監督の現場に参加されたことがあると教えていただく。たまげた。

刺激的な映画を観て、元気になり、渋谷へ。ユーロスペースで、映画「すべての夜を思いだす」を観る。3名の女性の一日の出来事を追うような映画。お互いが微妙に影響しあったり、しあわなかったり。その一日に起きた出来事は些細なものばかりで、いずれ忘れてしまうような一日かもしれないが、そんな時間の中にも、いとおしくなるような場面がいくつもある。そんな些細な出来事を丁寧に紡いでくれる。この映画の音楽を担当されているジョンのサンがまた良い。

そのあと、渋谷の、名前を忘れたけれど、野菜炒めの大盛りが食べられる店へ行き、たらふく食べて、夜はメールをしたり、ややゆっくり。ようやく日記を書けるほど、落ち着けるが、3月前半がごっそり抜けている。思いだしたら、埋めていくかもしれぬ。