東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2009-01-01から1年間の記事一覧

『インプット3月』

■ 絶版と宣告された青山真治さんの『Helpless』をブックファースト新宿店に問い合わせたところ、「渋谷店にありました」とうれしい報告。新宿店に取り寄せが出来るとのことで、ならばとお願いしたところ「では、2〜3日で入荷しますのでお待ちください」とさ…

『helpless絶版』

■青山真治監督の『helpless』を観る。映画の中心となる3人(健次、安男、ユリ)はそれぞれ自分にとって『父』となる存在を失う。『死』という絶対の喪失。自分を支えてきた一つの支柱の突然の崩壊。その事実をどのように受け止めることが出来るのか。 自ら…

『下鴨車窓』

■28日(土)。駒場のアゴラ劇場で下鴨車窓という劇団の『書庫』という芝居を観劇。どうやら戦争が行なわれているらしい国の図書館の、地下奥深くにある書庫を舞台にした話。チラシを読んで勝手に想像していたイメージよりも、ずっと物語が存在する作品だっ…

『是夢』

■僕は岩手に住んでいる。海岸沿いの断崖絶壁のようなかなり傾斜のある場所に、住宅が数軒あり、そこの一番上のところに建っている借家に、妻と猫と暮らしている。そこが岩手のどこなのか漠然として判らない。僕自身、岩手に行ったことが無いので地理がよく判…

『甘い生活』

■大学でお世話になった先生から、生キャラメルをもらった。なんでも別件で生キャラメルを送ってくれと頼まれて花畑牧場に行く機会があり、そのついでに買ってくれたのだとか。何かと話題になっている生のキャラメル。都内でもたまにデパートで販売してるのを…

『よかったじゃない、三島に会えて』

■先週のこと。三鷹のフレッシュネスバーガーで、トイレに入ろうとトイレのドアを開けると、三島由紀夫似の男の人が便座に座ってこちらを見ていた。慌ててドアを閉める。驚いた。まず人が入っていたのに驚いた。加えて三島由紀夫似。突然人が扉を開けても動じ…

『春駒日記』

■日曜日。新宿にあるゴールデン街劇場にて映像として参加させてもらっている『春駒日記』という作品の1回目の公演。朝から劇場に入り、建て込みの際もウロウロしていた。実のところ、僕自身はそんなに早く劇場に入る必要はなかったのだけど、劇場入りという…

『なりかける春先』

■天気はいいけれど気温は低い。だけど花粉は飛んでるらしく、気を抜くと鼻水がでてきそうになる。なりかけている。完全に花粉症になりかけている。それとは関係なくたまに足の指のあたりが痛くなる。そういう症状がでることで有名なのは痛風なのだけど、それ…

『Adieu,Plancher des Vaches!』

■映像やら諸々のデータを入れているハードディスクが何やら臭いと思ったら、ネコが匂いづけをしていたらしい。あぶねえ。きちんと認識してくれるから助かったけど、そんなことでハードディスクがいかれたら倒れてしまうところだった。ネコは、金属質のあのア…

『雑司ヶ谷を歩く』

■週末はとても暖かく気持ちが良かったので雑司ヶ谷のあたりを散歩する。大鳥神社の境内に咲いた梅の花がきれいだった。明治通りから雑司ヶ谷にかけて、池袋を中心に見ると、場所によってはなだらかに、場所によってはかなりの傾斜で坂があり、そこが文字通り…

『13日の金曜日』

■バタバタとした仕事が一区切りつく。三浦海岸のあたりに行ったり、都内をまわったりと色々行く。仕事でいろいろ行けるのは楽しい。そういう場所には今度、個人的に行きたいなと思うけど、行かないことの方が多い。でも、ベイブリッジあたりの工場地帯を通る…

『ゴールデン街劇場へ』

■ 3日(火)。新宿のゴールデン街の端にあるゴールデン街劇場で、Kさんが演出する一人芝居の劇場稽古があった。映像を実際の劇場で流せるということもあり、僕もそこへ行く予定だった。予想外に仕事がかかり、仕事の合間をぬって劇場へ。ゴールデン街劇場に…

『五本木かと思った』

■昼食をファミレスで食べていたら隣の席に座る2人の女子大生の話し声が聞こえてきた。2月に入って春休みに入ったらしく、そうか大学生は休みが長くて良いなと思っていると、どうやら1人がその休みを利用して初めての海外旅行をするらしく、無事に行けるか…

『死の棘/備忘録など』

■ 仕事やらなんやらで久しぶりにバタバタとした日々。九十九里には都合3回行った。一番肝心な時にずっと雨が降るという残念な結果。 ■ コメントを書いてくれたへも氏がheliosのアルバム『Eingya』をわざわざ家まで持ってきてくれたのは先週の日曜。それで少…

『要町と名前』

■仕事後、要町の区民施設に2月末にある芝居の稽古を観に行く。僕が区民施設に着いたのが20時過ぎだったので、すでに稽古は始まっている。施設には演出のKさんと役者のTさん。一人芝居の稽古は何やら濃密だしすっきりだし、だ。やっていた稽古はあるシーンで…

『メキシコと言う名のチキンカツ』

■昼食を食べようと思い、店を探し四ッ谷の周辺を歩いているとメキシコ料理の看板を掲げる店を見つけた。それで興味を持ってその店に入る。店内はなんとなくメキシコ風。とはいえ僕の持っているメキシコのイメージなどせいぜいドンタコスとかその辺のアレ。ラ…

『手品と阿佐ヶ谷と九十九里』

■16日(金)。友人に誘われて飲むことになり、仕事の後に阿佐ヶ谷へ。その店は阿佐ヶ谷の一番街という中央線の高架下沿いにならぶ通りから少し外れた場所にある。映画が好きと言う夫婦で切り盛りされているお店で、そこで頂いた馬刺や桜鍋は美味しかった。11…

『強かと書く』

■BSでボブ・マーリーの『no woman no cry』に焦点をあてた番組があった。ジャマイカの音楽が、ジャマイカ独立後に独自に発展していきスカを産み出し、そこからロックステディ、そしてレゲエへと発展していく経過を知り、それが興味深かった。スカからロック…

『Electric to me turn』

■映像という形で参加させてもらう2月の終わりの芝居。この前、その芝居の新年会があったのだけど、その席で台本に修正が入ることと、映像や音楽に関して方向性を変更したいという演出家Kさんからの希望があった。というわけでいろいろ考えた結果、映像はと…

『雪の降る町』

■3連休。私事で山形へ。新幹線で諸々4時間程。 3連休初日の東京駅は、スノボーを抱えて新幹線に乗り込む人たちがたくさんいた。あんなでかいものを抱えて逞しい限り。雪国に行っても決してウィンタースポーツなどしない私。 ■それで山形へ辿り着くと、い…

『木の下の夏』

■奈良県にあるパステルレコードからLibrary tapesのアルバム『a summer beneath the trees』と『Fragment』が届く。『a summer beneath the trees』のジャケットはとても広い空と風力発電の風車の写真。とてもきれい。 ■昨日は、会社の取引相手の方の新年会…

『ゴールデン新年会』

■職場で、間違って言葉にしていた日本語があるかという話しになった。ある方は写真の『焼き増し』をずっと『焼きまわし』だと思って言葉にしていたらしい。増やすのではなく、まわす。それはそれで意味が通じそうだし、言われた相手もなんとなく聞こえが似て…

『Heliosを薦められる』

■ francfrancの福袋ならぬ福箱のデザインがかわいく、中身はアレだけど箱がほしい。でかい牛乳パックなり。 ■ amazonをしばしば利用しているからなのか、ログインしてamazonに入ると、あなたへのお薦めの品というものを提案される。そこでHeliosというアーテ…

『店員はせっかちだった』

■年明け、仕事初日。思ったより朝起きるのは辛くない。朝の電車がいつもの平日より混んでないように感じたがどういうことなのか。 仕事で都内を車でまわる。池尻付近で3時間ほど時間が空いたのでブラブラとする。昼食にインドカレー屋へ。ここのインド人とお…

『ドリームマッチ』

■ 『ドリームマッチ』というテレビ番組で、キャイーンのウド鈴木さんと次長課長井上さんのコントを観た志村けんさんのコメントは「ウドちゃんの笑いはわかんないや」というものだった。 『ドリームマッチ』とはTV界の一線で活躍する芸人の方たちがいつものコ…

『2009年の3日間』

■ 2009年を迎えるにあたり、年末に気になる事が2点。年明けに実家へ帰る旨をメールした際に、母が絵文字込みの文章でメールを返してきたこと。そして、正月に困らないように、銀行からお金を下ろそうとした際に、暗証番号をド忘れてお金を下ろせなかったこと…