東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2009-01-01から1年間の記事一覧

『土曜日と日曜日』

ご覧になるかどうかはお任せしますが、という前提でけだまを見つけてくれたマンションの管理人のTさんから連絡を受けたのは土曜のこと。けだまの最後の夜の行動を気にしてくれたTさんがマンションの監視カメラを確認したところ、最後の日、つまり4日の監視…

『けだま』

けだまの遺体を見つけた、という電話をもらったのは9日(水)の夕方だった。家の近くの、とはいっても西武線の高架の向こう側のマンションで、猫が移動したとするならば少し離れていると思われるそのマンションの、管理をされているという年配の男性の方か…

『猫がいなくなる』

飼っている猫のうち、雌猫の『けだま』がいなくなったことに気付いたのは9月4日(金)の早朝だった。 前日といってももう朝の5時をまわったあたりに、仕事の諸々で飲んで帰った僕は、ぼんやりしたまま玄関を開けて部屋に入った。そこに寝ている嫁Mともう一…

『背中が痛くなる』

朝起きてぼんやりとしていたら、一箇所ベランダへ通じる扉が半開きになっておりよもやと思ったら案の定、猫が1匹いない。あわてて外へ出ると運良く家の裏のところにおりこちらをみて「にゃあ」と鳴く。鳴くけど僕が行くと今までに見たことがないような俊敏…

『山口-広島2000』

金曜から出かけた車の旅は無事終了。とても楽しかった。3日のうち、24時間以上は車に乗っていた計算になるけれど、それも移動ではなく、旅の楽しい時間。以下、雑感。28日(金)。朝7時にレンタカーを借り、おさむんと合流。霞ヶ関から高速に乗り、東名を…

『というわけで』

26日(水)仕事後に銀座へ、27日(木)仕事後九段下、それから池袋と、行って諸々。人と会うと、なんとなく酒でも飲みますかという按配になるので、このところ酒ハイペース。 Pawnの音楽が個人的にはとても良く、まだ持っていないアルバムも早くゲットせ…

『ハニー夢中』

23日(日)。ちょっとした仕事で少々、職場へ。その後に谷川さんにビデオカメラをお借りする用事があり、かげわたりの練習場所へ。なんとなく準備を始めて、それぞれが楽器を用意すると、なんとなくジャムが始まる。それでいつの間にかメロディが生まれる…

『酒と企画とアニメと会話』

20日(木)。とある会合を企画。池袋の『鶏夢』にて打ち合わせという体で飲む。集まったのは久しぶりに会う人々。集まってもらった経緯を話しつつ、企画会議。その間に『鶏夢』の料理に舌鼓。宮崎地鶏の店。居酒屋ながらここで出すラーメンがうまい。企画…

『恵比寿で友人にあったり、900キロは楽勝だったり』

昨日、仕事をしていたら大阪で働くYっさんから電話。実は今、東京に来てるとの突然の発言。で、会おうと言うことになり仕事が終ってから恵比寿へ。待ち合わせたビアステーションという店のオープンテラスの席で待っていたのはYっさんをいれて3人。Yっさんと…

『例えば[幸]という文字で』

ある方から携帯にメールをもらう。タイトルが[花]暑中見舞い[花]。おそらく会社が異なる携帯から絵文字を添えて送ってくれたのだろうけど、その絵文字を認識できず、文字になってしまったのだろうと推測される。それはそれで異なる味わいがあるような気…

『盆の空に龍が1匹』

15日(土)。目が覚めて天気予報を見ようと思いテレビをつけると『007カジノロワイヤル』のクライマックスが放送されており、いきなり主人公の愛する女性が死ぬところだった。寝起きに007のクライマックスはパンチが効いている。 諸々あって妻の職場のあるお…

『山口に行きたい』

佐藤真さんの作品をまとめたDVD-BOXと河瀬直美さんのドキュメンタリー映画をまとめたDVD-BOXが届いた。買ってしまった。以前からamazonで目をつけていたけど、耐えていた。クリックしなかった。金がね、あれで。だけど、『妻の貌』や『花と兵隊』といったド…

『ワールドのW』

昨日のこと。職場でパソコンを立ち上げようとするも起動せず。うんともすんとも言わない。「うん」はともかく「すん」とはなんぞや、とはどうでもいいけれど、原因不明の事態に。結局のところ、アダプタの不具合らしく、一度きちんと見てもらおうと思い、ア…

『撮り続ける執念』

大雨と地震の昨今。今朝がた起きた地震に関しては、寝ぼけて判らなかったのが正直なところ。危機的状況回避能力が低い。 『妻の貌』を観た後、ユーロスペースを出て円山町のホテル街を歩いた。以前、その場所で見つけた喫茶店に行きたかったからなのだけど、…

『2本の映画』

早起きして渋谷へ。ユーロスペースで『妻の貌』、それからシアターイメージフォーラムで『花と兵隊』というドキュメンタリー映画を観る。 『妻の貌』は、広島在住の映像作家の方が、被爆したことで甲状腺がんを患い、その後も原爆症に苦しむ奥さんを半世紀に…

『勇壮な手紙/死を背負う覚悟』

久しぶりにゆっくりと出来た土曜日。たまっていた洗濯や掃除等をする。と、実家から送られてきた宅配便あり。中からは海老せんべいが大量に。そして母からの手紙が同封されている。 先日、差し歯が抜けたことを見透かしているかのような絶妙なタイミングのせ…

『早稲田から帰宅』

早稲田で仕事の打ち合せがあり、それが終わって会社に戻る用事もなく、家に帰ろうかと都電に乗ろうと思ったけど、早稲田からならそれほどでもないかと適当に路地を歩くことにした。 神田川まで出ると、いわゆるマジックアワーというやつで、ビルの間から見え…

『バランスで出来ている』

バタバタとした日々の代償か、ご飯を食べていると差し歯が1本抜けた。前から3番目の歯で、しゃべると歯が抜けていることがはっきりと判り、どうにも間の抜けた具合になっている。どこかで歯医者に行かねば、しゃべるたびに間抜けを晒す事態になる。 職場の…

『8月になっていた』

ある仕事がやっと一区切り。諸々終わったのは土曜だったのだけど、日曜はそれまでの反動というかいくら寝ても寝たりなく、昼過ぎに横になって気がついたら18時をまわっていた。それでかげわたりのライブも行けず、職場の人から教えてもらった芝居も行けず…

『店員は大きな声で言い、』

1曲目のイントロを聞いて即購入を決めたpawnの『kitchen』がとても良く、繰り返し聴いている。どこの誰かもわからぬまま、その音に惹かれて購入。ずっと聴いていたくなるような心地よさがある。 なんとなくネットを見ていたら、限界小説研究会という編著名…

『西池袋の周辺のこと』

大学時代の同期Kに会ったのは木曜の夜。池袋のマッシュマンズカフェにて。近況を話してから、相談等。好き勝手にやりたいことをやるのと、それだけではダメなことについて。閉店時間がきてしまったので、店を移動し、相談。1時過ぎまで話し込んでしまった。…

『初蝉/ポイント/横浜、他』

仕事で車で移動していた。日比谷公園の目の前の通りで信号待ちをしていた時、公園の方から蝉の鳴き声が聞こえてきた。間違いでなければ、今年、初蝉。 内田百輭の『百鬼園随筆』がとてもいい。なんともとぼけたじいさんだなぁと思う文章もあれば、失われた何…

『7月7日は過ぎたけど』

7日深夜、諸々あって職場に泊まり込み。お腹が空いてコンビニに買い物へ出る。四谷も夜は静かで、空を見上げるときれいな月が出ていた。それで七夕だったことを思い出す。なんとなく、携帯で月を写真に撮るけれど、やはり肉眼で見る印象とはほど遠い。 月は…

『七夕ではありつつも』

日曜1日。朝起きて、池袋から東武東上線で数駅。仕事でとある場所に。駅前の商店街は穏やか。そしてへそ祭り。 仕事終了後、速やかに町田へ移動。前日に神奈川に住む叔父から連絡があり、久しぶりに会うため。小田急線の移動のお供を買いに駅構内の本屋へ。…

『幸せな夜やバリウム、そして梅雨など』

7月突入。雨か曇りしかない。それと7月とはこれほど涼しい按配だったろうか。 以下、日々覚書。 26日(金)。渋谷にて自主映画の打ち合わせ。いつだったか大学の先輩Yさんと話したときに何かやるかという話になり、じゃあ脚本を書きますと言ってから数ヶ月…

『金塊と城とナイフが刺さるなど』

雨ばかりだと書いた途端に、快晴の空模様。暑いとはいえ気持ちよく、「よし」と勇んで家に帰ってから洗濯をしたが、朝目覚めたら雨が降っていた。用心というか、一応、洗濯物は軒下に干してあるので雨露の影響を受けることはないにしても。 不意に母からある…

『殯の森』

すっかり梅雨で毎日はっきりしない空模様。洗濯したり布団を干すのも雨が降らないかとびくびくする始末。この前の土曜も雨はなしの予報だったので、乾かしたいものをベランダにガンガン干して鈴木君家に行ったら、帰りに雨が降っていてうろたえた。 河瀬直美…

『酒と音楽の夜』

金曜の夜に打ち合わせの予定だったので、木曜の夜から明け方にかけて、映像作品の脚本をまとめる。2人の生活に突然現れる1人の男の話。と、先方から急用との連絡があり打ち合わせが延期になる。気が抜ける。ひとまず脚本をメールで送ったところ、前よりも判…

『書いたり読んだり』

ブログのトップ画として使用している『サクリファイス』の一場面。解像度も高いのでノートPCのデスクトップ画面にも設定しているのだけど、これが驚く程の不評。病んでるんじゃなかろうかとかと訝しがられる始末。家が燃えているのがどうもアレらしい。そう…

『独りで寝るのはいやだ』

空段ボールを置いておくと、猫たちはその箱の匂いを確認した上で、その箱の中に入り、ゆっくりとくつろぎ始める。でかい箱でも、小さい箱でも、彼らはひとまず匂いを嗅いで、それから必ずそこに入る。縄張り的なアレなのかは判らないけれど、それを見るのが…